Swedenから無事に帰国

「うわぁー、ブレーキングが遅れたぁ!これじゃコースアウトして雪の壁に突っ込むぞぉ!」と氷上を滑るAudi S5のステアリング・ホイールと夢中で格闘するシーンで目覚めると、時刻は午前7時、場所はKempinski Hotel Airport Münchenの自室のベッドの上だった。今迄の5晩は、時差惚けでいつも午前2時や3時に目覚めていたのに、今回オヤヂが欧州に来て初めて、本当の朝迄眠れた。しかし、厭な夢を見てグッショリ寝汗をかいていたので、昨夜に続いて再びゆっくりと入浴し(本来オヤヂは風呂嫌いだった筈なのだが…)、更にゆっくりと荷造りをして、ホテルをチェックアウトした。そして、空港のラウンジで無料の朝食を食べた(相変わらず貧乏臭い…)。

往路と同様に復路もフィンランド経由でドイツ-日本間を飛んだのであるが、MünchenからHelsinki迄のFinnAir機内で、キャビン・アテンダント(CA)が丁度オヤヂに珈琲をサービス中、急に飛行機が揺れた為、運悪く珈琲がオヤヂの大腿の上に毀れた。毀れた液量はたいしたことはなかったし、オヤヂは濃紺のジーンズを履いていたので染みもたいして目立たなかったし(しかも珈琲の染みは、紅茶の染みより、洗濯で落とし易いでしょ?)、オヤヂが一瞬熱い思いをしただけで、話は終わる筈だった。ところが、騒ぎ立てた訳でも何でもないオヤヂに向って、そのフィンランド人女性のCAはこちらが気の毒になるくらいに詫びてくれて、仕舞いには20ユーロの金券(ヴァウチャー)までくれた。本当に気の毒だから、すぐに機内販売で小物を買ってそのヴァウチャーは彼女の目の前で使ってしまったけれどもね。

で、Vantaa Airport, Helsinkiで成田行きの便に乗り換える際には、Audi Driving Academy (ADA) Japanのインストラクタ金子陽一氏に遭遇した。今年は、Audi Japan公式企画/運営のAudi Driving Experience (ADE)は無いが、懸賞に応募して抽選に当った人が計4人のみ招待された(非公式)ADE on Ice Basic in Finlandツアーはあり、金子さんはそれにインストラクタとして同行なさった帰りだったのだ。スウェーデンは気温が高くて雨まで降り、氷のコンディションは最悪だったのに、フィンランドは氷点下15~20℃迄冷え込んでコンディションは最高だったそうで、羨ましい限りだ。1週間振りに日本人と面と向って日本語で会話が出来る嬉しさを噛み締めながら、暫し金子さんと談笑した後、飛行機に乗り込んだ。凡そ9時間の飛行中は、機内食を食べる時以外はひたすら寝るように努力し(しかし実際にはなかなか寝付けず、畢竟3時間程度眠れたかどうか…)、午前9時頃に成田に到着。預けた荷物の受け取りも通関も非常に円滑だったので、昼前には無事に帰宅できた次第である。

Swedenから無事に帰国」への1件のフィードバック

  1. はじめまして。長旅、お疲れさまでした。
    Lamborghini Driving Academyでググって参りました。海外のドライビングコースにたくさんご参加されているのですね。羨ましいです!
    私、昨秋、マラネロでフェラーリをテストドライブ(と言ってもフェラーリ・ミュージアム前のお店でです^^;)して「今度はサーキットを走りたいぞ!」と思いあれこれ企んでおります。
    よしくんさまのブログでいろいろ勉強させて下さいm(_ _)m

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