富士スピードウェイ、走りましたョ!

今日は仕事を休んで、Audi Sport Experience@Fuji Speedwayを堪能して来た。本当に、「堪能」という言葉がピッタリの、とても満足できる内容だった。オヤヂの中でのメイン・イベントは、1日(午前 9時から午後5時)の最後の15分間に行なわれた、国際レーシング・コースの自由走行であったが、そこへ到達するまでの基礎的な運転実技の講習内容や、待 ち時間を利用して行なわれた座学の内容もとても実りの多いものだった。

通常のAudi Driving Experienceは、Audi Driving Academyのスクール・カーを借りて、”Audi”という世界トップクラスの走行性能+安全性能を持ったクルマの特性を理解出来るようにプログラムさ れたカリキュラムを、淡々とこなしてゆく仕組みだ。スクール・カーは、2007年モデルのS4とA6 4.2 quattroという、共に4.2L V8 FSIエンジンを積んだパワフルな高級車。そんな、車両価格が820万円から940万円もするクルマを、好きなだけ振り回し、万一壊しても叱られない (!)のは、随分と魅力である。が、今回はSport Experienceと銘打った特異なカリキュラムで、スクール・カーのコースもあるが、自車持込(マイ・アウディ)コースが設定されていた。自分のクル マの限界性能を公道で試すことは命懸けでもほぼ不可能なことだし、性能を高い次元で発揮させて走ることすら叶わない。けれども、広い場所や低摩擦係数路な どでは、普段公道では許されない走り方を「安全に」試すことができて、結果的に愛車RS4の走行性能の高さと抜群なコントロールのし易さを、改めて確認す ることができたのだった。スクール・カーの時よりも、ワンランク上の走りが簡単に出来て、運転技術が向上したような錯覚に陥りそうになった程だ。

そして、ここ何ヶ月間、ずーっと楽しみにしていたレーシング・コースのフリー走行は、とにかく楽しかった!つい5日前には、F1日本グランプリが開 催され、F1マシン達が疾走する様子をオヤヂもメインスタンドで観戦していた訳だが、まさにそのコースを、自分が愛車で走っているのだと思うと、感激も一 入(ひとしお)だった。基礎講習の際には晴れていたのに、夕方のレーシング・コース走行の際には生憎の大雨だったが、それもF1の時と同じコンディション だったし、寧ろAudiの誇る四輪駆動機構(quattro)の優秀さを確認できたのは幸運だった。

事前にPlayStation2用グラン・ツーリスモ 4のFSW 2005Fでシミュレイションをしておいた甲斐があり、初めて走る気がしなかったのも良かったと思う。1コーナーのバンクの付き方と、最終セクションの上 り坂の感じが異なるだけで、GT4のコースは本当によく再現されていることに感心した。コーナリング・スピードを非常に抑え目にしたため、ESPが介入し たのは4周する間の1回だけだったし、参加車が二十数台あってコースが混雑していたので、ホーム・ストレートでも220km/hを少し超えるのがやっと だった。シミュレイションでは、調子が良ければ先代のRS4で1周2分を切ることが出来るが、今回は恐らく2分30秒近く掛かってしまったのではないか (愛車の車載コンピュータには、標準でラップタイム計測機能も備わっているのだが、使うのを忘れていた)。それでも満足度は高かった。

ちょっとショックだったのは、折角取り付けて行った車載ビデオカメラのリモコンスイッチの調子が悪く(というのか使い方を把握しきっておらず)、サーキット走行の模様を録画できていなかったことだ。残念。

ASE_FSW01.jpg

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