祝!FSW 2分切り(Gallardo LP560-4)

暫く前から天気予報では、本日のFSW (Fuji International Speedway) 付近の、最低気温が摂氏氷点下8度、最高気温でも摂氏ゼロ度を超えない、という予想だったので、かなり迷ったのだが、結局オヤヂは午前中の仕事をサボり、Lamborghini Gallardo LP560-4に乗って、FSWに乗り込んでしまった。先日来懸案になっていた、フロント・ブレーキのテストを実施する為だ。

実際、午前7時半頃に東富士五湖自動車道路の山中湖IC付近を通った時には、道路脇の電光掲示板に表示された気温は氷点下8度だったし、走行時の午前9時頃になっても、気温は摂氏零度を僅かに上回る程度だった。それでも、天気は快晴・路面も完全にドライで絶好の走行日和(?)、しかも土曜日だった為か、朝早くから大勢のサーキット走行愛好家たちが詰め掛けていた。

そして、8:50 AMに走行開始。コースには、20台前後のクルマが出ていたのではなかろうか。寒いのでのろのろと準備(タイヤの内圧は、前: 220 kPa, 後: 230 kPa に調整)をしていたら、いつの間にかスタート時刻が来てしまったので、オヤヂは皆がスタートした後から(最後尾で)走り出す結果になった。FSWは広いので、クルマが溢れている、という表現にはならないが、抜いても抜いても、他車が目の前に見えなくなることはないという”混雑”具合で、やはり結構混んでいた先日(12月02日)よりも、更に走り難かった。

コース・インして、前が閊えていてタイムは狙えないこともあって、タイヤ(ADVAN Neova AD08 前: 235/35 R19, 後: 295/30 R19)やブレーキ(前: ENDLESS Racing MONO 6キャリパ + ENDLESS φ380 mmロータ + ENDLESS CCRgパッド, 後: 純正キャリパ & ロータ + ENDLESS Type Rパッド)の感触を確かめながら、2分04秒台で2周し、他車が疎らになったところで、アタック! 2’00″560、2’00″704と、2分は切れない。しかし、オンの侭のESPは介入の気配を見せていないし、ブレーキにもまだまだ余裕があるし、100Rと最終コーナーの旋回速度にまだ攻める余地あり、と自分なりに課題も決めて、アタックを続けようとしたところで、他車の集団にまた閊えてしまった。

FSW_2分切

そこで、予定を変更してクーリング・ラップを挟み、序でに他車のライン取りを参考にすることにして、2分17秒台と2分09秒台でゆっくりと周った(Aston Martin V8 Vantageがいたなぁ 😕 )が、集団に囚われた閉塞感があるだけで意味がなかったので、再び速度を上げる。しかし、2’03″675に続くアタックは、2’00″237、2’00″665と、2分は切れない。やはり駄目なのか、と思いながらも、ヘアピンや最終コーナーでESPがしっかり介入する程に、早目にガス・ペダルを踏み始めるよう心掛けたところ、コントロール・ラインを通過した際にP-LAP IIIの液晶に表示されたタイムは、1’59″307。やった! オヤヂ大満足。 😆 (走行終了時のタイヤ内圧は、4輪とも280 kPaだった。)

それにしても、新規装着ブレーキの効きは素晴らしかった。これまでフル・ブレーキングが必要だと感じていた、ホームストレート・エンド(1コーナー)と、300Rエンドのシケイン(ダンロップコーナー)手前でも、感覚的には今迄の8割程度のブレーキペダル踏力で、充分に余裕を持って減速できた。しかも、以前は直進中のフル・ブレーキングで、やや姿勢が乱れ掛けることもあったが、今回のFSW走行では、ホームストレート・エンドでABSが作動し続ける程強くブレーキを掛けても、車体姿勢が乱れることは一切無かった。

そして、ブレーキ・ペダルの踏力に余裕があるので、その分踏み方の調節性が増したというのか、今度は踏力を抜きながらブレーキ(前荷重)を残して曲がる、ということがし易くなった。”カチッ”とした硬いタッチ(踏み応え)なのに、軽い踏力でのブレーキの効きの調節性が非常に良いのは、寧ろ意外な程だ。また、それだけ余裕を持った”軽い”ブレーキングで済ますことができた為か、今回のようなほぼ連続したアタックでも、フェイドの兆候は一切無かった。しかも、以前は1回FSWの走行をすると、新品のパッドでも、塗料が焼けて白くなってしまって元の色が判別不能になっていたが、今日は走行終了後でも、鮮やかな青(ENDLESSのイメージ・カラー)が変色していなかったのは、驚きだった。

とにかく、ENDLESSのブレーキは、良い買い物だったと思う。 😎

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