オヤヂの体調は相変わらず優れないが、今朝は洗車をした。勿論、今年の初洗車であるが、Porsche Boxster Sは購入後初の洗車でもある。少々気温が上がり始める9時になるのを待ってから洗車を始めたのだが、それでも関東の片田舎に佇む我家の屋外水道水は手が切れそうになる程に冷たかった。オヤヂが全く愛着を感じていない車から洗い始めてしまったことを、途中で何度も後悔した。しかし畢竟我慢しながらBoxster Sを洗い終わる頃には、気温が本当に上がってきたので、まずまず愛着を感じているPorsche 911 GT3 RSの洗車作業には、躊躇無く移る事ができた。
911 GT3 RSの洗車も、昨年11月にエビスサーキット@福島県二本松市に行く前にチラッと洗って以来なので、本当に久し振りだ。屋内ガレージ保管なので、平素に汚れてしまうことは無いのだが、エビスでの汚れを落とさぬ儘で抛って置いたため、こびり付いた汚れを洗い落とすのに、結構時間が掛かってしまった。その為、オヤヂが本当に愛着を感じているLamborghini Gallardo LP560-4の洗車も一気にやってしまおうという当初の思いは弊えてしまい、Gallardo LP560-4を洗うまでには至らなかった。尤も、LP560-4には最近全く乗っていないし、やはり屋内ガレージ保管なので殆ど汚れていないから、どうしても洗わねばならない程ではなかったせいでもある。
保管場所の話が出た序でに、我家の乗用車全ての保管場所に触れておくと、屋内ガレージは前述の2台で塞がっているので、残る2台は屋外に保管するしかない。そして、オヤヂが勝手に決めた我家のルールでは、車両価格順に優良保管場所を選べることになっているので、屋外カーポート(ポリカーボネートの屋根付き)は、必然的に妻のAudi TT 2.0 TFSI quattroが占め、一番安い(ボロイ)Boxster Sは、完全な雨曝しとならざるを得ない。
しかし、現在は全く愛されていない存在のBoxster Sであっても、前オーナーの寵愛は存分に享受して屋内に大切に保管されていたという噂なので、いきなり雨曝しにされるのは流石に可哀そう過ぎるかもしれない、とオヤヂも思った(オヤヂは非常に冷淡な男であるが、一応は人間なので、温かな血も通ってはいるのだ)ものだから、車体カバーを購入してみた。ポルシェ・ジャパンで購入できる純正カバーは「屋内用」のみのようだったので、社外品(だけれども汎用品ではなく、986 Boxster専用品)のstorm-proofと謳われているものを選んで、米国から個人輸入した。そして、洗車後にそのカバーを掛けてみると、流石は専用品だけあってピッタリだった。が、カバーが掛けられて、シルエットのみが強調されるようになったPorsche (986後期型) Boxster Sを改めて眺めてみると、その欠点が目立つ: もともとBoxsterというのは格好悪い車だとオヤヂは感じていたが、やっぱり本当に不恰好だ!