映画Wall Street (続編) を観た

Wall Street: Money Never Sleeps を観た。1987年公開の前作 (Wall Street) から23年の時を経ての、久し振りの続編の公開ということで、オヤヂは、前作のDVDを観直して新作の鑑賞に備えるという、念の入れようで臨んだ。

映画のストーリー中の時間も、ほぼ実時間通りに進んだ設定になっていて、前作の登場人物たちはそれなりに歳を取って(十数年)いる。先日、前作を見直した際には、20年前に圧倒された「生き馬の目を抜く」ようなスピード感は感じられず、どうしても古臭さが目に付いてしまって、正直なところ少々落胆したのだが、今回観た新作は、まさしく「今」らしさに満ち溢れた、見事な作品に仕上がっていた (例えば、オイル・マネーでも、ましてや遥か昔のバブル期のジャパン・マネーでもなく、現在の金融市場には中国の投資マネーが欠かせないことを伺わせる象徴的なシーンなど)。オヤヂとしては、20年前の興奮が再び蘇った気がして、とても満足できた。ラストシーンは、蛇足だった気もしないではないけれど…。

ところで、主人公の恋人Winnie Gekkoとして、非常に重要な役回りを演じた女優 (Carey Mulligan) が、何故か大竹しのぶにそっくりなのが、オヤヂは妙に気になってしまった…。

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