プラハ3日目

カルロヴィヴァリのバスターミナル

今日からは、地下鉄やバスを乗り継いで、少し遠方までの日帰りツアーを催行することにした。初日の今日は、Karlovy Varyに出掛けた。Karlovy VaryはBohemia地方西部にある欧州有数の温泉保養地である。また、欧州各国の王室や諸外国の重要な催事の際に使われる、クリスタルグラス製品の製造・販売で有名な、Moser社の本社工場がこの町の外れにある。

モーゼル本社博物館前

カルロヴィヴァリでの昼食

Karlovy Varyのバスターミナルに到着後、すぐにバスを乗り継いで、我々はまずはMoser社に向かった。Bohemian Glassの製造工場見学は、オヤヂにとって今回のCzech訪問の最大の目的でもある。Moser社の博物館+製品販売所には、素晴らしいクリスタルグラス製品の数々が陳列されており、それらの作りの精巧さ・緻密さ・美しさと、お値段の素晴らしさには、溜息が出るばかりだった。工場見学は、融解したガラス原料を吹き棒の先端に巻き付け、職人達が熟練度に応じて段階的に手分けして作業しながら、シャボン玉/風船の如き大きなガラスの”泡”を様々なガラス容器に仕上げてゆく様子を具に見ることが出来た。生憎、写真撮影は禁止だったし、冷却後のガラス容器をカットして美しい装飾を施す工程などは、現場を見ることは叶わず、ビデオ上映のみの見学となったが、それでもオヤヂは充分に満足した。

飲む温泉

Moser社見学終了後、Karlovy Vary中心に戻り、昼食摂取。その後は、温泉巡りを楽しんだ。当地は、温泉保養地とは言っても、日本の温泉のように湯船に浸かって湯治をするのではなく、温泉の水(湯)を飲んで健康増進を図る場所で、湯を飲むための専用容器が一種の観光名物になっている。昨年訪れたドイツのBaden-Badenと似ているのだ。湯は、鉄分が豊富で、お世辞にも美味いとは言えない味だが、医者の処方箋に従って真面目に病気の治療をする人もいるらしく、何となくある種の病気の治療には効用がありそうな気もしないでもない。

Budějovický Budvar

バスで往復4時間のKarlovy Varyへの日帰りツアー終了後は、米国の余りにも有名なビールであるBudweiserの原型と言われるBudweiser Budvarを飲みながら夕食を摂る為、Budějovický Budvar直営店に出掛けた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です