またポルシェを買ってしまった。といっても、勿論新車ではない（ポルシェ認定中古車）し、上級グレードではなくポルシェの”入門編”と言われる車種だ（986 Boxter S）。以前、妻に黙って911 (997前期型) GT3 RSの購入契約をした際に大顰蹙を買った経験から、今回はちゃんと妻に了解を取った上で、「こだま」さんに同行して貰って愛知県一宮市のポルシェセンター（尾張岐阜）で買ってきた。納車は、来月9日の予定だ。
911 GT3 RSを少しでも上手に乗りこなせるようになる為、普段からの運転練習用に、左ハンドルのマニュアル・トランスミッション付きの車両が欲しかったオヤヂは、ここ数ヶ月、密かに条件に合う車両を探していた。しかし、LHD/MT車というと、日本に正規輸入されている車としては、畢竟PorscheかBMWの一部車両（乃至は例のCorvette ZR1/Z06）くらいしか選択肢が無い。で、どうせなら冬季の氷上ドラトレにも使えるようにと、4輪駆動車という条件まで付けて探すと、Porsche 911系のTurboかCarrera 4/4Sということになってしまうが、Tiptronic仕様は数多く出玉があるものの、MT車はかなり希少なのと、如何せん価格が高い！ ポルシェはre-sale valueが高いと聞いているが、中古車価格を真面目に調べてみると、それが単なる噂では無いらしいことが改めて確認できる。そこで、已む無く4駆という条件を外し、手頃な（＝超貧乏なオヤヂでも何とか手の出せる）価格帯の車両を検索した結果、2004年モデルのBoxster S LHD/MTに行き当ったという訳だ。BMW系の車両は、何故だろう(汗)、真面目に探してみる気にならなかった。また、4駆に拘れば、例えばスバル系や三菱系のクルマも検討すべきということになったが、LHDという条件に合致しないし、今更国産（の中古）車に手を出す気にはちょっとなり難かった、というのが正直な気持ちだ。
一宮からの帰り道、911 GT3 RSをボーっと運転していたオヤヂは、白のクラウンを追い越してしまったのに気付かず、いきなり真っ赤なライトを点けて追いかけられ、こっ酷く叱られてしまった、というおまけ付きだった。