今日の天候は曇り時々晴れ。気温も零度近いので、コンディションとしては今迄で最高と言える(それでも、氷の表面はびしょびしょで、積もった雪は重たいが)。朝のうちは、肩慣らし(?)としてコース2でドリフト走行を暫し楽しんだ。
その後は、昨日のノック・ダウン形式レースが行われた定常円走行練習場へ移動し、再び瓢箪走行練習。ブレーキ・ポイントとステアリング操作の精度を上げることで、瓢箪の頚を通過する際の”無駄な”ドリフトを極力抑えることができることを、JanとRobが繰り返しコーチしてくれたお陰で、皆のラップはグングン速くなり、1秒以内で鎬を削る争いに。と、ここでお約束のタイム・アタック・レース。定常円の1個の、しかも半円だけを使って、停止状態からスタートし、半円周上を回ってゴールしたら終了、という単純なレースだ。距離が短いので、10分の1秒の争いになったが、オヤヂは0.04秒差で5位に甘んずる結果となった(6位とは0.09秒差)。
昼食後は、昨日同様コース3に場所を移して、再び走行練習を繰り返した後、再びレース。今度は、コース3という最長/最速コースを3周する争いで、結果としてトップと最下位では30秒の差がついた。オヤヂはまた5位に撃沈(4位との差は6秒、6位との差は4秒)。その後は、GPS連動車載ビデオカメラの付いた車で、運転解析/評価。オヤヂは、連続した低速コーナーでは、丁寧な運転操作でタイムを稼いでいるが、中速・高速コーナーの入り口で、ブレーキングが甘い為に減速効率が悪く、結果としてコーナリングでタイムを失っている、という評価がくだった。ABS介入を気にし過ぎて探りながらブレーキを踏む癖が出てしまっているようだ。素直に反省。
その後の走行練習中、またもお世話になってしまったトラクター:かなり遠くに、別の車が飛び出して止まっているのが見えたのだが、それに気を取られているうちに高速コーナー入り口でブレーキングをミスし、自分もコースアウトする羽目になってしまったのだった。畢竟、今日1日を終えて、2回とも5位だったレースとトラクター1回分を合わせて12点を獲得してしまったので、レースは2回とも6位だったがトラクター・ポイントはゼロのChrisと同得点。その結果として、3日間の総合成績もChrisと仲良く同点で5位を分け合って終わった。ま、ビリじゃなかったから良かったし、日本のADE劣等性なんだから所詮こんなもんでしょ(ちょっと負け惜しみだけど)。
明日はいよいよADE on Ice Pro最終日。午前中に2時間程度走行した後は、ホテルをチェックアウトして、スウェーデンを離れなければならない。