F1観戦は、まずまずOK

昨日と本日、富士スピードウェイにF1日本グランプリ観戦に出掛けて来た。
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予選・本戦の2日間とも、生憎の雨模様であったが、観戦席は屋根付グランドスタンドの豪華S席(FerrariやMcLarenといったトップチーム・ピットの正面で、1席7万1千円也)だった為、雨は全く気にせず観戦できたのは幸いであった。
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只、とにかく寒かった〜ぁ!前々日(木曜日)は妻が深夜(というのか殆ど金曜の早朝と言った方が良いかも)迄働き、前日はオヤヂが深夜まで働いて、 僅かな仮眠の後に直ぐサーキットに向けて出発という状況だったので、準備は”完全に不完全”で、雨にも寒さにも無防備だった。そこで、サーキット周辺の徒 歩移動用に雨合羽(ポンチョ)を、防寒用にブルゾン/プルオーバーを緊急購入。けれども、サーキット通路の出店では、雨合羽やプルオーバーで好きなチーム に拘っていられる程の選択肢は無く、全者はToyota F1 Team、後者はVodafone Mercedes (McLarenのロゴは無し!)のものを着る羽目になった。

また、雨や霧で土曜のフリー走行や、日曜の本戦のスケジュールが大幅変更を余儀なくされ、単純にマシンやテクニックの差だけではなく「運」も順位を 大きく左右する因子と言っても過言ではない程、スピン/クラッシュが続出してレースは大荒れとなった。そんな中、終始圧倒的な速さで安定した走りを見せ (途中で貰い事故に遭って一瞬順位を落とすシーンもあったが)、ポール・トゥ・ウィンを飾ったLewis Hamiltonは、凄い。新人らしからぬ並外れた運転技術やマシンのセットアップ能力に加えて、まさしく運も味方に付けた、完璧なレース展開での勝利 だったと言えよう。

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オヤヂの注目していた、シャトルバスによる観客移送システムであるが、60点のギリギリ合格、といったところか。サーキット周辺の交通渋滞を回避するた め、サーキット近隣地区に数十箇所のバス乗り場を設置し、バス乗り場とサーキットの間をシャトルバスで観客移送するのは勿論、シャトルバス乗り場までの利 用交通機関まで指定した上で、観戦券を販売する、という今回採用されたシステムは、理論的には混雑を回避するのに有効だと思う。これまで鈴鹿で開催されて いたF1グランプリは、サーキットへのアクセスが恐らく世界最悪なので、その反省に基づいて練られた策であることは明白だ。けれども、今年は事実上の初開 催だからか、富士スピードウェイのスタッフの不慣れさが目立ち、観客の誘導やシャトルバスの交通整理が殆ど行なわれず、結局サーキット周辺でシャトルバス が大渋滞してしまった。レース終了後だけでなく、レース開始前にも渋滞するありさまだったので、一部観客が本戦開始に間に合わず、料金払戻し騒ぎに発展し た模様だ。それでも、オヤヂとしては鈴鹿の混雑よりはマシだったと思うし、シャトルバスがサーキットを離れて、近隣の指定駐車場に着いた後は、全く渋滞を 経験することなく帰宅できたので、一応の合格点を与える次第。

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