REV SPEED主催・第19回 筑波スーパーバトル

rev_super-battle_01 Mazda NCEC Roadsterでサーキット走行を始めてからは、オヤヂの愛読雑誌となったREV SPEED。そのREV SPEEDが主催する、「第19回 筑波スーパーバトル」という催し@筑波サーキット(TC2000)を, 仕事を休んで観覧してきた。(最近、有給休暇を使い込み過ぎのオヤヂである。 😳 )

筑波スーパーバトルの観戦のみなら、REV SPEEDのDVD発売を待てばよいのであるが、オヤヂの師匠のうち2人が、ドライバーとして参戦なさったので、その応援に出掛けたのだ。勿論、師匠たちの入魂の走りを参考にして、ほんの僅かでも自分自身のドライビングに還元したいという願望も無くは無かったが、レベルが違い過ぎてそれは期待薄なのも解っていた。
mr_saitoh 師匠の1人は、モータージャーナリストで、Audi Driving Academyのチーフ・インストラクタでもある斎藤聡氏。斎藤氏は、埼玉県三郷市にあるチューニング・ショップ(ランサーやインプレッサのチューンを得意としているようだ)(株) BOZZ SPEEDのMitsubishi Lancer Evolution IX改で出走。エンジンはターボ・チャージャのタービン交換で、450馬力(!)以上に出力が増強されているそうだが、その他は軽量化や補強等は一切無し、タイヤも普通のストリート・ラジアル・タイヤで、目指すは1分1秒切り、という恐ろしい目標を立てての出場。

ブライトニング号 もう1人の師匠は、神奈川県のチューニング・ショップ(有) Brightning(PorscheとMazda Roadsterのチューンを主な生業としている)の嶋崎剛氏。オヤヂのNCEC Roadsterのブレーキ・チューニングをお願いしたのが縁で知り合ったのだが、全く商売っ気の無い人で、チューニングを考えるより、先ずは素のクルマを乗りこなせるようになるまで腕を磨け、と仰って、ブレーキ以外のチューニングを拒否された経緯がある。以来、いつかは嶋崎氏にパーツ取り付けを引き受けて貰えるようになりたい、と思いながら、オヤヂはサーキット走行をするようになった次第だ。今回、師匠は自らのNCEC RoadsterにCosworth Inc.のSupercharger kitを取り付けて出力アップ。元々の自然吸気エンジンでも1分6秒台の記録を持つ師は、1分4秒台を目指してTC2000に乗り込んだ。隣に陣取っていたのは、ライバル(?)ショップである(有)ノガミプロジェクト(NOPRO)の、MZR 2.3 L エンジン・スワップのNCEC Roadsterだった。

ボズ・スピード号 前日は本格的な雨天で、当日未明まで雨が残っていたせいで、午前9時頃から開始された1本目のアタックの時間帯は、サーキットのコース路面は完全なウェット。本格的なアタックができない儘に終わってしまうのではないかと、チョッピリ心配になった程だったが、2本目のアタックが始まる頃には、コース上はほぼ乾いた状態に近付きつつあり、3本目のアタックの時には完全なドライとなっていた。只、3本目のアタック時には気温+路面温度が大きく上昇していたので、アタックにはやや不利な条件だったかもしれない。それでも、最速クラスのモンスター・マシンたちの中には、55秒台を叩き出すモノもいた。

1ヘアを立ち上がるボズ・スピード号ダンロップ・コーナーを駆け抜けたボズ・スピード号 斎藤氏の駆るボズ・スピード号は、惜しくも目標タイムには届かなかったが、殆どノーマルのクルマとは思えない、異常な速さでカッコよく第1ヘアピンやダンロップ・コーナーを駆け抜けて行く姿が、とても印象的だった。ベストラップは、1分1秒4!

サスのアラインメント調整をする嶋崎氏ピットロードのブライトニング号 一方、ブライトニング号は、有り余るパワーを生かしきるセッティングに苦労をしたようで、タイヤをTOYO Proxes R1R (サイズはなんと255/40 R17で、太さはオヤヂの420馬力のAUDI RS4と同じ 😯 !)にして、リアの巨大なGTウイングを装着したり取り外したり、サスペンションのアラインメントを調整したりと、限られた時間でできる限りのことを試してみてはいたようだが、嶋崎氏の腕をもってしても、コンスタントに1分6秒台をマークしたのみだった。

師匠たちは、其々に残念がっておられたが、オヤヂとしては、師匠たちの志の高さに敬服すると共に、大いに楽しめた1日であった。

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