Spykerは自動車製造販売会社だったとは!

以前話題になった時に気になっていたけれど、評論家に酷評されていたので劇場公開版を観ずに終わり、その後忘れ去っていた「氷の微笑2(Basic Instinct 2)」を、ふと思い出して自宅で観た。内容は、まあ酷評されても仕方が無いか、という程度のものだったが、冒頭では、オヤヂが今迄見たこともないスポー ツ・カーが疾走していて驚いた。映画の中で、Scotland Yardの刑事役の俳優が、やはり「見たことも聞いたこともない」という感じを巧く出して演技をしていたが、メイキングの映像中で、Sharon Stoneが”Spyker”と言っていたので、まさかと思ったが、一応ネットで調べてみると、驚いたことにあのSpykerそのものであった。”あの” というのは、オヤヂにとってSpykerとは、F1で最下位の常連であるオランダのチーム、という認識しかなかったからだ。しかし、れっきとした乗用車 (スポーツ・カー)の製造・販売会社であり、またF1以外にもSpyker Squadronというチーム名でLe Mans Endurance Series (LMES)にフル・シーズン参加をしたりもしているらしい。

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映画に使われていたのは、C8 Lavioletteという車種のようで、詳細は不明だが、4.2Lで400馬力のエンジンをミッドシップにし、0-100 km/hが4.5秒という俊足らしい。カタログ数値上、オヤヂのRS4よりも0.3秒も速いが、車重が1.3tを切っているらしいので当然か。写真で見る 限り、シフトもちょっと前のレーシング・カーの如きsequential manual shifterのように見えるが、これも詳細は不明。イタリア車とイギリス車を足して2で割ったような雰囲気の、豪華で格好いいクルマだが、F1での遅さ がマイナス・イメージなのでポイントは高くない(とオヤヂは思う)。

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因みに、映画の中の刑事は、”Spyder”と言っていたようだが、Spyderはロードスターを指すらしい。

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この他にも、車種は数種類と結構豊富で、直営ディーラーも世界各地にあるらしいが、アジアでは何故か中華人民共和国の北京と、タイのバンコックにしか無い。両国より、日本に店を出した方が売れそうな気がするが…?

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