試乗は楽しい

オヤヂの夏休み(7月上旬)の少し前辺りから、仕事の量が急に2倍になり、その結果として自由に使える時間が激減したので、ブログの更新が困難なっている。時間が無いから書けない、というわけではなく、日記を書く為に割くエネルギー(気力と体力)が不足しがち、という次元の話である。それが証拠に、何となくできること、と、どうしてもやりたいこと、はちゃんとやっている。前者はDVD(映画)鑑賞、後者は自動車の試乗である。大のクルマ好きのオヤヂとしては、他の何をする気も起きない健康度でも、自動車の運転だけはできるのだ。

事の始めは、Mazda Demioのモデルチェンジに、偶然気付いたことだった。以前のDemioに対するオヤヂの印象は、軽自動車に毛の生えた程度のコンパクト・カーなのに、室内が広く、荷物の搭載可能容量がとても大きいのが売り、というもので、外観はお洒落さとは無縁に見えたし、走りにも期待できそうも無かった。PlayStationのGran Turismoでは、レース用のライセンスを取得する為にクリアしなければならない課題の一つに、Demioの運転試験もあった筈だが、思い通りに走らないクルマだ、という印象だった気がする。しかし、今度のDemioは、フランス/イタリアのコンパクト・カーを髣髴とさせるお洒落な形で、尚且つMazdaのクルマとしてのidentityを保った外観なので、一目で好感が持てた。それなので、走りっぷりを是非とも確かめたくなってしまい、試乗に出掛けた次第だ。その結果、外装は思った以上にお洒落だったし、走りも想像以上に(少なくともPS上でのシミュレイションよりずっと)キビキビとしている”悪くない”ものだった。ただ、内装が信じられないくらいに安っぽくて、お洒落とは無縁だったし、色や材質の選択肢も全く無いことが判ったので、欲しいとは思えなかった。

そこで(というような必然性はホントは無いのだが)、ファッショナブルなコンパクトカーの本家であるフランスとイタリアのメイカーの内、PeugeotとFiatを夫々選んで訪ねてみた。

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