PCの寿命

厭なことや不運は幾つも重なる傾向があることは、一般によく知られている(所謂泣きっ面に蜂という奴ネ)。オヤヂの場合、今週(2009年3月第1週)がそういう時期だったらしい。全てをここで吐露する積りはないが、一例を挙げると、先日の自宅停電とほぼ同じ時に、職場ではデータベース・サーバが頓死した。

職場のIT環境は、現代の基準に照らすと、決して整っているとは言い難い。それでも、イントラ・ネット環境で使用するファイルやメイルの管理用としては、一応専用サーバ機を購入して貰えた。けれどもOSは買って貰えなかったので、オヤヂがLinuxをインストールして管理する羽目になった。しかしその後、オヤヂの部署内で、ネットワーク対応のデータベース・サーバを運営する必要性が生じてしまい、そして諸般の事情でOSはWindows NT系でなくてはならなかった。ところが、新たに専用サーバ機+Windows Serverを職場が買ってくれる訳も無く、仕方が無いので超低価格PCにWindows XP Professionalをインストールし、.Net framework、Internet Information Server (IIS)、汎用SQL server、そしてユーザ・インターフェイス提供用アプリケイション等の、必要なソフトウェア環境を整えて、サーバの振りをさせて使っていた。

しかし、超低価格PCは、常時電源を入れっ放しで何年も使用することを想定した設計には、恐らくなっていない。で、オヤヂの職場の”PCサーバ”は、凡そ4年の連続使用で、壊れた: 突然、LAN経由のアクセスが不能になり、本体の直接操作を試みたがコマンドを一切受付ず、仕方が無いので”物理的な”強制終了を施した後は、電源そのものが入らないという形で、二度と起動しなくなってしまったのだ。

幸い、データのバックアップは毎日欠かさず取ってあったので、壊れたPCの修理は一切考えずに再度低価格PCを急遽購入して貰い、即席Windows PCサーバに仕立てた上で、バックアップ・データをリストアすることで、オヤヂの部署(及び職場全体)の機能は恢復した。オヤヂとしては、超低価格PCが、サーバとしての4年間の連続使用に耐えた、というのは寧ろ素晴らしいという感想を抱いたが、実際のところ、PCの寿命は一般的にどの程度なのだろうか…?

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