ドイツ料理レストラン

今日は、仕事に関係する新商品の説明会があったので、妻と二人で新高輪プリンスホテルに夕方から出向いた。国際パミールと名付けられた会場は、プレ ゼン用大型スクリーン3面+演者の拡大映像を映し出す中型スクリーン1面までもを備えた大広間で、新商品の紹介をカッコよく行うのにはうってつけの場所 だった。定員500人程の広間には、座席がほぼ全て一杯になるほどの同業者が、文字通り全国から詰め掛けており、それだけでも、その商品の注目度の高さを 窺い知ることができた。

有意義な情報を含んだ”最新のプレゼン手法”を堪能できた説明会が終わったのは、午後7時前だったので、既に空腹をおぼえ始めた我々は、帰宅途中に 食事をすることにした。取り敢えず品川駅から山手線に乗り、何気なく新橋で途中下車して(こういう時、Suicaは切符に比べて実に便利だ)、中央(銀 座)通りを銀座方面に何となくブラブラと歩いた。そして偶然見つけたローマイヤ(Lohmeyer)というドイツ料理レストランに入った。後で知ったのだ が、この店はどうやらローマイヤ・ハムの直営店らしく、日テレの番組(ぐるぐるナインディナイン)でも紹介されたことのある、有名店のようだ。

しかし、我々夫婦はそういったことは一切知らず、従って(幸いなことに)妙な先入観を持たずに、素直にその店の雰囲気と料理を味わうことができたの だが、結論から言えば、全てを楽しむことができる、実に素敵なレストランだった。食材や料理の名前は、必ずしも生粋のドイツ料理とは言い難く、スペインや イタリアのものが混在しているようだったが、少なくとも我々が頼んだ料理は、かなり本格的なドイツ料理の雰囲気がしたし、とても美味しかった。勿論、ビー ルやワインも、正真正銘のドイツ銘柄であり、普段簡単には入手しがたそうなものもあった(そういうものを選んで飲んでみたのは言うまでもない)。価格もま ずまずリーズナブル。そして、給仕達も、程よく訓練されたサービスを提供してくれたので、「納得」のディナーであった。

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