やっぱりタイヤが気に入らない!(Audi RS4)

今週末も異常に暖かく、この冬は既に完全に終わり、もはや年末まで雪は降らない、と確信するに至ったので、RS4とMegane嬢双方共のタイヤ を、夏用タイヤに交換した。そして改めて感じたのは、RS4の納車時に装着されていた「純正」タイヤが気に入らない、ということだ。

納車時に装着されていた純正タイヤは、ContiSportContact 3 255/35 ZR19 96Y Extra Loadであるが、試乗車が履いていたPirelli P Zero Rossoよりも明らかに硬く、そして重い。この冬ずっと装着していたOZ Palladio(18-8.0J +20 5/112)と、Bridgestone REV01(245/40 R18)の組み合わせも決して軽かったわけでも柔らかかった訳でもないが、所詮は冬季限定タイヤであった。しかし、RS4という、セダンなのにスポーツ カーに限りなく近い車に装着される夏用タイヤというのは、特に運動性能に関しては最高でなくてはならないし、最近の高性能タイヤには、快適性・静寂性もか なりの高次元で要求されているのは、常識だ。運動性能や快適性/静寂性に大きく影響するのは、ゴムの様々な「質」だが、その中で「重量」は重要な因子だ。 実際、255/35 R19のPirelli P Zero Rossoの重量は11.2kgだそうだし、純正ホイールは約12kgと、19インチの巨大鋳造ホイールとしては上出来の重さ(=軽さ)なので、この組み 合わせなら23kg余りなのだが、ContiSportContactとの組み合わせだと2kg増しですぜぃ!こんなことがいったい許されていいのか?と 真面目に怒りが込み上げて来る程、その差は大きいのだ。なぜなら、バネ下重量1kgの差は、バネ上重量5kgの差に匹敵するとも言われるので、タイヤ+ホ イール1本で2kgも差があったら、4本では車体が40kgも重くなったのと同じ、ということだから。即ち、ピレリを履いているRS4に対して、コンチを 履いているオヤヂのRS4には大きな子供か小柄な女性が、いつも必ず勝手に乗り込んできているのと同じということ。これが許せない筈はないでしょ?

タイヤのゴムの質が硬いから乗り心地も硬い、と考える必要はなく、単純にバネ下(=タイヤ)が重いので、サスペンションの入力応答性が悪くなり、路 面から車に伝わるショックが巧く吸収されないために乗り心地が硬く感じられる、ということで説明可能なので、要するに「重い」のが悪そうだ。 Continental以外では、Pirelli, Michelin, Dunlop, Bridgestone, そしてYokohamaしかこの手のサイズのプレミアム・タイヤを製造していないのだが、Continental以外ならどれでもよさそう、と思えてしま う程、とにかくContiSportContactは全く気に入らん!

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