懲りずにFSWを走行

本日は、富士スピードウェイ(Fuji International Speedway / FSW)のスポーツ走行に、Lamborghini Gallardo LP560-4で出掛けてきた。4月上旬に、300Rでスピンし、タイヤとブレーキパッドを全て交換する羽目(時速200kmでスピンしたのに、その程度の損害で済んだのは超ラッキーとも言える)になって以来、1度もLP560-4をサーキットに連れて行ってやっていなかったのだが、行きたい理由は幾つかあった。

まず第一の理由は、ワンオフ製作して貰った、フロント・ブレーキ導風ダクトの効果確認がしたかったこと。ブレーキパッドが、FERODO DS1.11からProject μ Max 900iに換わったし、ブレーキ液もLamborghini指定の純正品からBrembo HTC 64Tに交換して貰った(@ Brightning Corp.)ので、これ迄と条件が大きく異なるという点では、比較(効果確認)のしようがないとも言える。けれどもとにかく、FSWを僅か数周するだけでダメになるブレーキ、という状態からLP560-4のブレーキ・システムが脱却してくれさえすれば、オヤヂとしては満足なのだ。

第二の理由は、せっかくイタリア本家でLamborghiniのドライビング・レッスンを受けてきたのだから、その印象が薄れないうちに、自分のクルマで復習をしておきたかったこと。勿論、サーキットが違うし、クルマのスペック(セットアップ)も異なるし、例え間違ったことをしても注意・指導してくれるインストラクタも不在なわけだが、それでもやっぱり、走ってみたいジャン?

そして第三の理由は、丁度FSW走行会員証の更新時期だったこと。必要書類の郵送でも更新手続きは可能なのだが、FSWの受付窓口で手続きをすれば、その場で新しい会員証が貰えるので、どうせFSWの走行で現地に出向くのならば、その際に会員証更新手続きを取る方が、一石二鳥といった感じでスッキリすると思ったのだ。

そんな訳で、朝からFSWに出向いたのだが、何とラップタイム計測器(P-Lap III)のセンサを持って行くのを忘れてしまった。加えて、初めてピット・ガレージを半日間借りてみたのだが、写真機も忘れてしまったので、記念撮影をすることも叶わなかった。ラップタイマーが無いということは、例え一所懸命に走行しても、自分がどのくらい速かったのか(若しくは遅かったのか)を具体的に知る術が無いということなので、安全性も考慮した上で、ESP (electronic stabilization program)もオンの侭、8割程度の力で走ることにした。

実際、4月のスピンの経験から、ヘアピン過ぎの300Rでは怖くてスロットル全開にはできなかったし、ヘアピン前の100Rも恐々、という感じだったので、速い(積りの?)ランエボ等に煽られまくりながら、大汗かいて周回を重ねることになってしまった。(※それでも、ちょっと意地悪して道は譲ってやらなかったけれど。だって、直線での速度が全然違うので、コーナーで譲ってやってもまた直線で抜き返すことになってしまうのが判っており、そういうのが面倒臭かったから。)そういう意味では、ブレーキ導風ダクトの冷却効果確認にはさらに不利な条件が加わってしまったとも言えるけれども、40分間の走行枠のうち、途中1回の休憩を挿んで合計30分程度は走っていられた上、ブレーキの感触はそれ程悪くはなり切らなかった(本当に効かせたい時の最後の踏みシロは、周回を重ねても残っている感じで、フェードし切ってしまうことは無かった)ので、ブレーキシステムの質は向上したのだと思う。

お陰で、ガソリンも随分と減ったけれどもね(本日の消費量は約70リットル)。それと、帰宅後に洗車もしたので、ホントに疲れたなぁ…,

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