芝刈り

今日は今年初めて、庭の芝刈りをした。昨年は、土壌のpHが高く且つ窒素分が不足していたようで、芝の色目が悪かった。しかし、その対策として硫安を撒いたのが悪かったらしく(恐らく濃度が濃すぎたのだろう)、要するに殆ど枯れ掛けたようになってしまっていた。無理矢理良くいえば、1シーズンを通して芝刈りの必要が無くなって楽だったが、芝にとっては文字通り弱り目に祟り目状態だったに違いない。

けれどもその半面、当初の考え方の方向性は、完全な間違いでもなかったのだろう、今年は春から順調に芝生が育ち、いつの間にかフカフカの緑の絨毯の如くになったのである。即ち、丸1年経ってみると、芝は硫安散布前とは(そして勿論散布後とも)比べ物にならないくらい、元気になったのである。となると、昨年の荒療治も、満更悪くなかったのかもしれない、と都合のよい解釈をしてみたくもなる。けれどもその結果として、オヤヂは芝刈りという重労働を強いられることとなり(貧乏な我家では、芝刈り機は当然の如く手動だ)、嬉しいような哀しいような、複雑な心境でもある。 尤も、猫の額程の狭い庭なので、騒ぎ立てる程の事はまるで無いのだが。

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