運転教習4日目(夜間)@ラップランド

午後7時というと、いつもなら夕方から飲んでいたビールを飲むのをそろそろ切り上げ、夕食を食べ始める時刻だが、今日は夕方のビールを我慢し、夕食も遅らせて、タイムレース形式の特別夜間走行に参加した。写真の、スタート前の待機場所は、他車のヘッドライトで結構明るく見えるが、一度コースに出ると、自車のヘッドライトの光のみが頼りの、文字通りの暗闇の世界を走ることになる。

しかも、ヘアピンカーブの連続区間もあるので、ヘッドライトの光では、進行方向が事実上見えないし、コースは凍った湖の上(!)という、とんでもない状況下で、走行時間(11~12分)を競わねばならないのだ。当然、ドライバーのみが単独・自力で走行するのは不可能に近いため、2人1組でチームを組み、昼間のうちに作成した「ラリー・マップ(pacenote)」に基づいて、コーナーの大きさ、進入時のステアリングの切り角、コーナーを抜けてから次のコーナーまでの距離、等々、走行に必要な情報を助手席のパートナーがナビゲイターとしてドライバーに指示する。そして、ドライバーはその指示を頼りに、クルマの動きを的確にコントロールしながら、真っ暗闇の氷上をなるべく素早く走行する、というゲームである。一度走り終えたら、ドライバーとナビゲイターが交代して再度同じコースを走り、チーム毎の2人のタイムの合計で順位を決める仕組みだ。

本気でタイムのみを狙うのであれば、グリップ走行(もしかするとESP [electronic stabilizing program] も切らずに)に徹する方が速かったりするのだろうだが、それでは面白みに欠けるので、オヤヂは一応、適当にドリフトを楽しみながら、けれども雪の壁に突っ込んでパートナーに迷惑を掛けたりしないように慎重に、走行した。結果は、パートナーの頑張りで3位表彰台と賞品のキーホルダーをゲット(但し出走は5台)。走行前に心配していたよりも、意外と愉しい企画だったという認識で、本日の教習を終えることができた。

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