スポーツランドSUGOで走行会

宮城県仙台市近郊の村田町にある、スポーツランドSUGO (菅生) で催された、思いっきり走行会(大沼プランニング主催)に日帰りで参加してきた。自動車メーカー主催の、その会社の製品に特化したドライビング・スクール(例: Honda NSXオーナーズ・ミーティング, Audi Driving Experience) 以外でのサーキット走行は初めてだったが、「サーキット走行会」への初参加の感想を一言で言えば、「とにかく疲れた。」である。

何故疲れたかって、まずサーキットそのものがオヤヂの家から遠かった。片道300キロメートル余りの行程だが、行きは全く問題ないものの、帰りはサーキット走行後ということで、既に散々クルマの運転をして疲れているところへ、駄目押しの長距離ドライブという形になるので、本当に辛いのだ。次回の菅生サーキット走行会後からは、宮城県内か福島県内で一泊し、翌日にゆっくり帰宅する、ということを真剣に検討すべきかもしれない。

また、言うまでも無く、サーキット走行そのものでも疲れた。乗用車を、一般道で交通規則に従って運転したことしかない人達には、恐らく信じ難いことだろうけれども、クルマの運転はスポーツだ。水泳や陸上競技のように、肉体そのものを使うスポーツや、サッカーやテニスのような球技ともかなり質は異なるが、サーキット(道路上)で物理の法則に従いながらも、クルマという道具を正確に操って肉体(とクルマ)の限界に挑むスポーツなのだ。クルマの運転を常に正確に行うためには、充分な身体能力が不可欠だ。クルマの置かれている物理的状況が生み出す、様々な運動エネルギー変化(加速・減速・遠心力等)が運転者に与える影響に打ち勝つために、それなりの筋力や持久力が必要なのは勿論のこと、テニスのラケット・コントロールと同じような意味合いで、ステアリング・ホイールやガス/ブレーキ・ペダルの動きをコントロールをすることが要求されるし、先を予測して動きを決める能力や、刻々と移り変わる状況を的確に把握しながら、必要な対応を瞬時に判断する能力なども必要になる。これがスポーツに非ずして何であり得ようか?

残念ながら、オヤヂの腕が未熟なせいで、愛車のAudi RS4はその能力を存分に発揮することができず、タイムは惨憺たる有様だった(1分53秒を切るのがやっと)が、師匠(と勝手に呼ばせてもらう)の嶋崎氏((有)Brightning代表)の操縦するNC Roadsterの見事な走りを見せて戴けたことで大きな目標が出来たし、RS4でのオヤヂの走りをビデオ撮影して戴けた(コースアウトのシーンまでバッチリ撮られるオマケ付)ので、いい記念にもなった。オヤヂの目の前で、BMW Z3 M CoupeとBMW 135iがクラッシュするのを目撃した 😯 り、オヤヂの隣のピットに陣取っていた、レース専用車両(ナンバープレート無し!)のPorsche (?964) GT2がガードレールにヒットしたり 😥 と、恐ろしいシーンも幾つかあったので、絶対に侮れないスポーツだとは思うが、今後暫くはMazda Roadsterでサーキット走行に精を出すことになりそうだ。 😆

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