FSW Short Circuitを堪能

講義風景 本日は、仕事を休んで富士スピードウェイ(FSW)のショート・サーキットに出向いた。FSW走行会員限定の、High Speed Trainingを受講する為だ。

関谷正徳氏 High Speed Trainingのチーフ・インストラクタは、1995年の第63回ル・マン24時間耐久レースで、日本人ドライバ(レーサ)として始めて総合優勝を飾った(クルマはMcLaren F1 GTR)ことで有名な、関谷正徳氏。他に、 黒澤琢弥・影山正彦の両氏もインストラクタに加わった。

富士スピードウェイ・ショートサーキット A, B, Cの3セクションに分けられるFSW Short Circuitは、関谷氏自らがデザインしており、[A1, A2] X [B1, B2, B3] X [C1, C2, C3] = 18通りの多彩なコース・レイアウトを走ることができる。1周1km足らずなので、最高速度は低いが、多彩なコース・レイアウトのお陰で、ブレーキング、ライン取り、荷重移動などを中心に走行練習ができる、楽しいサーキットだ。

トレーニングのメニューは、15分/1本の走行で、A2-B1-C3, A2-B2-C1, A1-B3-C1の3ルートを2セットずつ、計6本の走行と、合間に6回の講義、及び2本の同乗走行(A2-B2-C3とA1-B3-C1を1本ずつ)、という内容で、1時間の昼休みを挟んで、午前3時間、午後3時間の密度の濃いものだった。

FSW High Speed Training オヤヂは、FSWの国際レーシング・コースを走ったことはあるが、ショート・サーキットの走行は初めてだったので、最初はどんな風に走ればよいのか解らず、結構不安だった。しかし、午前中に3ルートを1本ずつ経験し、その間に無線でブレーキングのアドバイスなどを受け、走行の合間には関谷氏の講義を受けたり、オヤヂのNCEC Roadsterを影山氏が運転し、その助手席に乗せて貰う「同乗走行」の体験などをするうちに、コースにも慣れ、自分なりの全開走行ができるようになって来た。

結果は、其々のセットで2本目の方がタイムが上がり、A2-B1-C3のベストラップは33.745秒、A2-B2-C1は35.770秒、A1-B3-C1は38.042秒、であった。同乗走行の際、A2-B2-C1は影山氏のベストが34.089秒(オヤヂは1.681秒落ち=遅過ぎ!)、A1-B3-C1は黒澤氏のベストが37.595秒(オヤヂは0.447秒落ち=まずまずか?)だった。晴天で気温が摂氏30度を上回る中、全部で約120周の走行をしたが、オヤヂのRoadsterは常に安定しており、1時間に1度、15分間の走行をする程度では、エンジン(完全ノーマル)、タイヤ(DUNLOP DIREZZA Sport Z1 Star Spec, 215/40 R17)、ブレーキ(caloper: AP-Racing 4 Pot, pad: FERRODO DS2500, rotor: Mazda RX-8用純正)、等は何処もビクともしなかった。

FSW High Speed Training 2 他の参加車(全部で24台)は、Ferrari F355 Challengeが3本目でエンジン・オーバーヒートでリタイア、Porsche 911系はブレーキ・フェード(?)で5本目、6本目で1台ずつクラッシュ(!)、その他、午後になると殆どのクルマがブレーキ・フェードで走り続けられない、と主張していた。午後の最後(6本目)の走行は、前にも後ろにも他車が見えない時間が多く、オヤヂ独りの貸しきり走行のようで気持ちよかったなぁ。

凄く楽しい1日だった。 😆

トレーニング修了証

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