日産GT-Rを見た

今日の帰り道で、新型(CBA-R35型)日産GT-Rとすれ違った。新型GT-Rの実車を見るのは、これが初めてだ。既に日没後であったが、街灯に照らされ、自らもヘッドライトを点して近付いてきたGT-Rは、他のどのクルマとも見間違いようのない、独特の姿をしていた。

デザインにハッキリとしたidentityを備えている点では評価したい一方で、玩具を連想させる(一般に機動戦士ガンダム的と表現されることが多い)外観を、オヤヂは好きになれない。遠くから奴が近付いて来た際に感じた印象を簡潔に表現すれば、「デカくて重そうだ」である。車両重量が1740kgだそうだから、オヤヂの愛車Audi RS-4 (B7)と変わらないが、車体のディメンションが一回り大きいために、鈍重な印象を受けるのだ。テンコ盛りのハイテク機構は、いずれも世界トップクラスだし、走りに関しても、運転シミュレイタ(PlayStation 3用Gran Turismo 5 Prologue)で体験する限り、とんでもなく速くて凄く簡単に運転できるので、”悪くない”と言えよう。が、オヤヂの好みからすると「格好よくない」し、運転も「楽しくない」のだな、これが。

本日、すれ違いざまに一瞬見ただけのクルマなのだが、それをわざわざ日記に書き留めるというのは、それだけ意識しているということなのだが、お金があっても絶対に買いたいとは思わせてくれないあたりが、可哀想な奴だ。

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