Otranto (Puglia) & Brindisi (Puglia), Italy

本日は、Lecceをあとにし、Tarantoに向う予定であるが、折角近くまで来たのだからということで、本来は予定に無かったOtranto (イタリア最東端の町) に寄ることにした。Lecceからほぼ真東に進んで海岸に出て、海岸沿いの道を南下したのだが、道路はほぼ全域に渡って (=”果てしなく”とほぼ同義)、海水浴客でごった返していた。ここだと、海辺まではそうとう遠いけれども、そんな小さな子供を連れて歩くの?という感じで、少しでも駐車スペースがあれば、自家用車(ファミリー・カーやキャンピング・カー)を駐めて海水浴に興じようとする、信じられない数の家族連れが列を成している光景には、半ば呆れ返るしかなかった。

海水浴客が原因の渋滞に耐えながら、やっとのことでOtrantoに到着すると、我々夫婦は町中では車を停めずに、文字通りのイタリア最東端の海岸を目指した。ポルトガルのCabo da Roca (ロカ岬) を訪れた際には、流石はユーラシア大陸最西端なだけあって、ここが西の果てだぞ!的な記念碑が建てられていたが、今回はたかがイタリアの東の果てなだけだからか、記念碑などは見当たらず、恐らくはこの灯台が最東端かな?という予測で、その傍で一応記念写真を撮ってはみた。

Otrantoでの目的を達成した我々は、本日の旅程上、再びLecceに戻る形の道を走行せざるを得ないので、再び当初の予定には無かった街、Brindisiに序に寄ることにした。Brindisiはなかなか綺麗な港町で、港の脇にあったオープン・カフェで昼食を摂ったが、この地域の定番料理の一つであるCozze (ムール貝) は絶品だったし、手打ちOrecchietteに掛けられたソースもフレッシュ・トマトから作られていて、最高だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です