フロント・ブレーキのオーバーホール (Gallardo LP560-4)

リア・ブレーキ・キャリパは今年の7月初旬にオーバーホールして貰ったものの、オヤヂのLamborghini Gallardo LP560-4のフロント・ブレーキ・キャリパは、一昨年(2009年)12月初旬にENDLESS社製Racing MONO6に交換して以来、一度もオーバーホールをしたことが無い。今年8月中旬にはフロント・ブレーキ・ロータを交換しているので、その時”序で”にキャリパのオーバーホールをしても良かったのだが、超貧乏なオヤヂには、ロータ部品代+交換工賃の支払いで精一杯だった。 😥

7月に確認できたリアのダメージと、交換が必要となったロータのダメージ(摩滅度や、加熱/冷却の繰り返しによる罅割れ[ヒート・クラック])とを勘案すると、フロント・キャリパにも相当のダメージが及んでいることが推測可能だったが、富士スピードウェイ(FSW)スポーツ走行の際の温度測定では、後輪に比べて前輪のブレーキ・ユニットは温度上昇度合いが穏やかだった(と言っても、文字通り”後輪に比べて”というだけだが)ので、ある意味で高を括っても居た。しかしこの度、耐容温度域を超えて温度上昇してしまう後輪ブレーキ・ユニットを、フロントと同じENDLESS社製(特注)Racing MONO6に交換することを決意した為、後輪のブレーキ周りの採寸をする為にENDLESS本社工場を訪ねるのに合せて、畢竟フロント・ブレーキ・キャリパのオーバーホールをして貰うことにしたのだ。製造販売元の工場で作業をして貰うので、ユーザ(オヤヂ)としては最も安心だ。(※ 井尻さん、この度は大変お世話になりました;有り難うございました。)

リア・ブレーキ・キャリパのoverhaul作業の際には、ピストンやダスト・ブーツを含めた”リペア・キット”を用いた部品交換が必要だったが、今回必要だったのはピストン周りのシール(ゴムのo-ring)交換のみだった。けれども、o-ringの傷み具合はかなり酷かったらしく、リアに比べればマシだとはいえ、やはりフロント・ブレーキも熱容量的にはギリギリ一杯ということらしい。温度上昇が激しい為、ブレーキ・ダスト(炭化した金属粉やね)がキャリパに融着して取れなくなってしまい、折角黄色(ボディと同色)にペイントして貰ってあったのに汚く黒ずんで見栄えがしなくなっていたが、有り難い事にコンパウンドで丁寧に磨き上げて貰えたので、黄色の外観が復活した。何はともあれ、これでフロント・ブレーキ・ユニットは名実共に新品同様になったので、あとはリア・ブレーキ・ユニットの熱対策を施すことに専念できる。 😎

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