オヤヂのMazda NCEC Roadsterに付いている、純正HDDカーナビゲイション（Clarion製）のシステム・ソフトウェアは、元々2005年版(Ver. 3.0)だったので、ナビを頼りに走行する場合、現況と合わない案内をされることが頻繁にあった。そこで、2007年版（Ver. 5.0）へのアップグレード・キットを購入し、適応してみた。

アップグレード手順は実に簡単。ナビゲイションの本体から、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)を取り外し(2本の螺子で留められているだけのカバーを、本体正面から外し、手で引き抜くだけ)、キット同梱の指定箱に詰め、Clarionのサポートセンターに送付すると、数日後に新版のデータが書き込まれたHDDが返送されてくるので、それを再装着すればOKだ。所要時間は合計5分、まさしく朝飯前の作業だ。昔からパソコンのハードウェアいじりをしているような人なら、あまりの簡単さに拍子抜けすると同時に、パソコンのハードディスク交換もこのくらい簡単にできればいいのに、とちょっぴり臍を噛んだりしてしまうのではないか?

HDDの装着終了後、初めて電源を入れる（=クルマのエンジンを掛ける）と、ナビゲイション・システムの起動時に、新規データ読み込み作業が自動的に開始され、4分程度静観する必要があった。データの読み込みが終了すると、一旦エンジンを切って、再起動するようにと促されるので、指示に従ってクルマのエンジンを掛け直すと、アップグレード作業が完全に終了し、新バージョンのナビゲイション・システムが起動した。めでたしめでたし。 😛