Peugeotのホイール固定用ボルト

昨日は、友人のPeugeot 206 RCで群馬サイクルスポーツセンターを訪れて、サーキット走行仲間達と一緒に雪路走行を愉しんだのであるが、実はその友人のPeugeot 206 RCでの雪/氷上走行に向けた準備段階で、オヤヂは思わぬ苦労を強いられてしまった。

オヤヂや友人が普段暮らしている地域は、滅多に降雪が無いし、例え雪が降っても積りはしないか、積もっても直ぐに溶けてしまう上に、勿論路面が凍結することも稀な為、基本的にスタッドレス・タイヤは不要だ。それなのに、友人が先頃手に入れたばかりのPeugeot 206 RCを、スタッドレス・タイヤが必須の雪と氷の世界に連れ出そうと考えたオヤヂは、友人になるべく経済的な負担を掛けないようにする為に、中古のホイールとスタッドレス・タイヤをYahoo!オークションで入手してやることにした。ところが、Peugeot 206は、今時珍しい4穴のホイールを装着している上に、P.C.D.も特殊なので、例えば廉価で豊富な選択肢のある国産のホイールを気軽に選ぶことはできず、結局はPeugeot純正品を選ぶのが最も簡単で間違いの無い方法だということに、オヤヂは程なくして気付かされた。幸い、15インチの純正ホイールと中古スタッドレス・タイヤなら、ホイールへのタイヤ組付工賃や送料を考慮しても、1万円/本で入手可能なことが判ったので、即決価格で落札・購入することができた。

ここでオヤヂが危惧したのは、ブレーキとホイールのクリアランスだ。Peugeot 206 RCは、206シリーズの中では最上位のスポーツモデルなので、標準的な(家族の日常使用を想定した)モデルよりもブレーキが大径化(強化)されており、それ故に標準装着ホイール/タイヤは17インチである。ところが、オヤヂが今回友人の為に落札したホイール/タイヤは15インチと、2インチ・ダウンの規格なので、常識的には、強化ブレーキ・システムのクリアランス不足に陥る可能性が高い。しかし、事前にネット検索したところ、Peugeot 206 RCに15インチ・ホイールを装着しているオーナーが何人か居ることが判っていたので、オヤヂは賭けにでることにしたのだった。賭けの結果は、見事オヤヂの勝ち:バランス取り用の鉛のブロック・シール(厚さ僅か1~2mm)がホイール内面に貼ってあるだけでも、ブレーキ・キャリパーと干渉してしまうので注意が必要だが、鉛シールの貼付位置さえ気を付ければ、ヤフオクで入手したPeugeot純正15インチ・ホイールは206 RCに装着可能なことが、仮当てで確認できた(嬉)。

だが、いざタイヤ交換作業を始めてみる(勿論、工賃を惜しんでのオヤヂのDIY作業だ)と、今迄17インチ・ホイールを固定していたボルトが、15インチ・ホイールに合わず、ホイールが固定不能であるという、信じられない事実が判明した 😯 。Peugeot純正ホイールと純正ボルトの組み合わせなのに、である! 慌てて調べてみると、Peugeot車には、特に旧車用の物と、ある年代以降の車用の物との、2種類のホイール/ボルトの組み合わせがあるらしかった 🙄 。え”~ッ、どうしよう、氷上(結果的には雪上)スポーツ走行は翌日に迫っているのにぃ~!とオヤヂも友人も焦りまくったのだが、一応近所のPeugeot正規ディーラに泣き付いてみることに。するとラッキーなことに、そのディーラには(偶然)予備の旧型ボルトの在庫があり、16本揃ったボルトを分けて貰う事ができたので、本当によかった(感涙)。写真向って左が旧型、右が新型のPeugeot純正ホイール固定用ボルトである。それで要するに、オヤヂは友人のPeugeot 206 RCのタイヤ交換作業(×4本)を完了させることができたのだった。いやぁ、メデタシ、メデタシ。

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