VEMAC

オヤヂは、VEMAC(ヴィーマック)なる自動車メイカの存在を、最近初めて偶然に知った。Tokyo R&D(東京アールアンドデー)という、自動車の研究開発を専門に行う会社が中心となり、日・英・米の共同出資で設立された会社らしい。嘗ては、ホンダ製4気筒1.8Lエンジン(VTEC B18C)を、ミドに縦置きしたRD180というクルマを売っていたらしいが、現在は同じホンダ製4気筒エンジンながら、排気量は2.0Lのi-VTEC K20Aを横置きしたRD200になっているようだ。
VEMAC_Exterior.jpg

外観は、パッと見がLotus Elise/Exige風だが、真横から見ると、Lotus車よりもキャビンがかなり前寄りの感じで、悪く言えば車体の後ろ半分が間延びしており、ハッキリ言って格好良くは無い。しかし、写真で見る限り、内装はElise/Exigeよりも多少高級感のある仕上がり具合に見える。車重は約900kgと、やはりLotus Elise/Exige系と同じような重さだが、Elise/Exigeはシャーシがアルミニウム製であるのに対して、VEMACはスティール製と、明らかに異なる。また、現行Elise/Exigeは過給器(スーパーチャージャ)付のトヨタ製エンジンであるが、VEMACは自然吸気のホンダ製エンジンだ。最高出力はどちらも220馬力余りとほぼ同じなれど、オヤヂの好みからすれば、VEMACの方に軍配が上がる。

そして、このクルマの最大の特徴は、右ハンドル仕様車なのに、マニュアル・シフト・レバーが運転席の右側に付いていることだろう。
VEMAC_RD180_interior.jpg
サイドシルが大きく張り出していることを逆手に取り、まるでレーシング・カーのような斬新なレイアウトでシフト・レバーを取り付けてある点は二重丸だ。しかし、価格が900万円弱では、我家の場合、Lotus Exige Sの購入寸前まで行った際の議論を、妻にまた蒸し返されるに決まっている。結論:貧乏なオヤヂにはとても買えない。

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