久し振りのFSW走行

本日は、久し振りにFuji International Speedway (FSW / FISCO)を走行してきた。例によってレース用車両のカテゴリーの、朝一の走行枠(9:10 am開始の30分間)だったのだが、「平日の朝」なので殆ど誰もいないだろうというオヤヂの予想は見事に裏切られ、6~7台が出走するに至った。しかも、ナンバープレート付き(=公道を走れる)車両は、オヤヂのMazda NCEC Roadsterのみで、他は全てサーキット走行専用車だった。平日だからこそ、気合の入った本格的なドライバーのみ(勿論オヤヂは除く)が沢山揃った、ということか。

オヤヂのMazda Roadsterは、単にロールケイジ、バケットシート、4点式シートベルトの3点を備えているのでレース用車両に分類可能、というだけで、実際には殆どノーマル仕様だから、カテゴリーの面汚し的存在だ。オマケに、1台の日産(ダットサン)510型ブルーバードを除いては、全てPorscheかFerrariという、オヤヂのRoadsterは文字通り場違いな存在だった。畢竟、オヤヂは40年前に製造された車(Datsun 510)と仲良く走るのが精一杯で、PorscheやFerrariに恐ろしい速さで次々と抜かれまくり、生きた心地がしなかった。オヤヂの予想では、他車が見えず閑散としていて恰も貸しきり状態の如きサーキットを、幌は全開、アクセルも時々全開で、勝手気儘に気持ちよ~く走行できる筈だったのだが、実際にはエンジン出力が何倍ものモンスターマシンたちに次々と追い抜かれる恐怖と戦いながら、限界に近づく努力を強いられる走行になってしまい、心身共に大いに疲れた。

ただ、今回はスピード・リミーッタ解除装置を装着してあったので、グランド・スタンド前のホーム・ストレートで180km/hで頭打ちになってしまうストレスは感じずに済んだし、MEC EYEのUnder Floor Spoilerもそれなりの効果が感じられるような気がしたのが、せめてもの救いだっただろうか。また、30分間休憩無しで走り続けられたのも初めてだったので、体力(+気力)も以前より上向き加減なのかもしれない(最近届いたWii Fitの効果か? :mrgreen: )。

因みに、朝の一般車両走行枠には、新型Nissan GT-Rが山程出走していた。GT-Rは、車載GPSでサーキットに居ることが確認できないと、性能をフルに発揮できない設定になっているらしいので、サーキットを走りたいと思うオーナー達が多いのは当然だろうが、オヤヂよりももっと年配の、白髪交じりの中年~初老の男性達がこぞってGT-Rに乗って群れているのは、少々異様な光景だった。

帰路には(有)Brightningまでちょいと寄り道をして、前後ブレーキ・バッド、トランスミッション・オイル、そしてデフ・オイルを交換して貰った。後輪のブレーキパッドは、先頃自分で交換したばかりだし、前輪のブレーキパッドも、半年前にBrightningでAP Racingのブレーキ・キットを装着して貰って以来、未だ数千kmしか走っていないので、磨材の残量は結構あったが、言わば”念の為”に交換して貰った。デフ・オイルも、Mazda純正のトルセン・デフに交換してから間が無いので、あまり汚れてはいなかった。トランスミッション・オイルは、オヤヂのRoadsterが製造されてから初の交換であったため、酷く汚かった。オイル交換後は、シフト・チェンジが小気味良く決まるようになった気がする(或いは、単に気のせいか?)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です