PlayStation 3値下げ

任天堂が、「ニンテンドーDS」と「Wii」で独り勝ちの様相を呈し続けて1年近くが経過し、流石にSony Computer Entertainment (SCE)もいたたまれなくなったのか、とにかく販売台数を稼ぎたい、という気持ちが如実に感じ取れる、PlayStation 3の大幅値下げに踏み切った。

これまで、20GBのHDD搭載モデルの定価が49,800円だったが、40GB HDD搭載モデルを新規に追加し、その定価を39,800円に設定したと発表したのだ!高機能だから良品だとは限らないし、良品なら高くても売れるとも限 らない、という典型的な見本のような話なわけで、今度のような価格設定が可能だったのなら、最初からその値段で売って欲しかったよ、と思ってしまうのはオ ヤヂだけではあるまい。SCEの戦略間違いは最早泥沼に嵌り切っているとしか見えない。

オヤヂは、無線LAN機能が欲しかったので、60GB HDD搭載モデルを購入したのだが、今回の追加モデルには無線LAN機能は無いため、一応大損をした気分にはならずに済んだ。しかし、20GB HDD搭載モデルを購入してあるユーザの気持ちはどんなものだろう?未だPS3専用ソフトウェアの数は知れたものだから、早めに本体を購入して遊び尽くし た分で充分投資効果があった(元は取っている)とは、とても言い得ない状況だ。20GBモデルに比べて40GBモデルは、HDDの容量が2倍になった上に 2割も価格が下がった訳だから、お買い得感は計り知れない。元々割高感の強かった20GB HDD搭載モデルをわざわざ買ったユーザというのは、恐らく真のPS3ファンなのだろう(とにかく何が何でもPS3が欲しかった人々という意味で)とオヤ ヂは想像するのだが、そういうユーザの心を蹂躙するようなSCEという会社は、ユーザ・フレンドリーな印象の任天堂と好対照だ。危うし、SCE!?

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