Audi A5を見た!

そういえば、本日の昼間に街を歩いている際に、黒のAudi A5を見掛けた。最初に彼女が近付いて来た時には、一瞬新型TTかな?とも思ったが、R8同様、白のLEDのドライビング・ライトがヘッドライト・ユニッ トの下辺にずらりと並び、恰も涙目の如く見えるので、TTとは明らかに違う。そうこうしている内に、A5はその流麗なクーペ・ボディを見せびらかすように ゆっくりとオヤヂの横を通り過ぎ、気品に溢れた見事なヒップラインを輝かせながら、静かにオヤヂの視界から消えていった。やはり、噂通り(既に写真は充分 に見て来たが)にカッコイイ!明日はいよいよインゴルシュタットのAudi本社に乗り込んで、2泊3日の予定でAudi S5を借り受けることになっているが、もう明日が待ち切れなくなりそうな気分だ。なにしろ、オヤヂにとっては、明日からの3日間が今回のドイツ旅行の殆ど 唯一の目的なのだから、遠足前日の小学生のような心境なのである。

ところで、ドイツに来て改めて痛感させられたのは、流石に世界に名だたる高性能・高級乗用車の国なのだなということ。ドイツ国産車の割合がまさに他 を圧倒している。そして、ここ数年で急激に業績を延ばして来たAudiが、Mercedes, BMW, Volkswagenに全く引けを取らずに街に溢れているのは、義父曰くアウディ教徒のオヤヂにとっては嬉しい限りだ。

外国勢で健闘が目立つのは、RenaultとPeujeotのフランス車。そして以外なほど多い(Porscheと同じくらい当たり前に走っている)のがイタリアのAlfaromeo。スペインのSeatも健闘しているが、こちらはAudi傘下のメーカなので当然か。

一方、我が日本勢としては、唯一頑張っているのがマツダで、ホンダでさえ意外な程稀だし、トヨタやニッサン、ミツビシ、スバルは滅多に見ない。LexusやInfinityに至っては、その存在すら認知されていないのではないか?

ここでハッキリと見えてくるのは、ドイツ人はレースに勝てる車を作れるだけの確かな技術力を持った会社の車か、運転して楽しい車しか買わない、とい うことだろう。上に挙げた「売れてる」会社は、昔からレース活動を熱心に行っており、イメージ作りには各社抜りがない。他方、ホンダは F1という巨大広 告塔に於て、最近は全く目立たぬ存在になってしまったし、トヨタやニッサンに至っては、欧州で認知度の高いレースでの優勝経験は皆無だろう(トヨタやミツ ビシ、スバルにはWRCがあるからチト言い過ぎか?)。アンチ・トヨタ且つ日本車見限り済みのオヤヂとしては、極めて納得のドイツ国内自動車勢力図なの だ。

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