今日は午後の仕事を勝手に早く切り上げて(汗)、オヤヂのMazda NC1 Roadsterのリア・ブレーキ・パッドを交換した。暫く前(2009年1月18日)にフロント・ブレーキ・パッドは交換済みだが、実はその駄目になったフロント・パッドを装着した2008年9月25日には、同時にリア・パッドも交換している為、先月のフロント・パッド交換の際には、序でにリアも交換すべきかどうか結構迷ったのだった。畢竟、その時は交換を見送ったのだが、以来、どうも気になり続けて仕方がなかったので、フロントから1ヶ月遅れはしたが、やはりリアも交換することにした。
今回のリア・パッドも、昨年8月に自分で交換作業を行った時と同じ、Project μの「type HC+」を選んだ。交換作業は、やり方さえ知っていれば(そして、半年前に1度やっているので、オヤヂはやり方を知っている)、タイヤの脱着プラス・アルファ程度で、実に簡単。ピストンを押し戻す際に、ブレーキ液がリザーバから溢れ出ないように注意してやりさえすれば、難しいことは何も無い。昨年9月に(有)Brightningで交換して貰ったパッドは、思ったよりも磨耗が少なく、未だ半分くらいは摩材が残っていたが、折角作業を始めてしまったので、やはり交換しておくことにした。これで、昨年8月に外した、ほぼ新品のパッドと、今回外した半減りパッドの、2セットのリア用ブレーキ・パッドが手元に残っているので、Mazda NC1 Roadster用のリア・ブレーキ・パッドを新規購入する必要は当分の間なさそうだ。
そして、作業を素早く終えることができて、夕方まだ時間があったので、Lamborghini Gallardo LP560-4のブレーキ・パッドをProject μにワン・オフで製作依頼する為に必要な「台座」を、仲介役の5x ([有]SAY REX)まで届けに行くことにした。Gallardo用ブレーキ・パッドは、Project μの製品ラインナップには用意されていない。しかし、純正パッドの台座にProject μ製品の摩材を貼り付ける形で、特注パッドの製作を引き受けてくれるので、純正パッドを提供することさえできれば、純国産Project μ製摩材付Gallardo用プレーキ・パッドを手に入れることができる仕組みだ。
しかし、新品の純正パッドを購入し、それを犠牲にして特注パッド製作を依頼するとなれば、単純にパッド代が倍額になる訳で、貧乏なオヤヂにはそれをポンと支払える財力がある筈がない。また、現在愛車に装着されているパッドを外して使用するとしても、走行距離が未だ3千キロ・メートルにも満たないうちに、概念的には純正パッドを捨ててしまう、というのも勿体無い気がする(なんせ、貧乏なのだから!)。幸い、オヤヂのもう1台の愛車であるAudi RS4と、Lamborghini Gallardo LP560-4には、ほぼ同一のBrembo製OEMのフロント・ブレーキが装着されているのだ(さすがは系列会社のクルマたちである)。そして幸か不幸か、RS4に装着してあったほぼ新品のFERODO DS2500を、オヤヂは先月のFSWの走行で炭にしてしまっている。摩材が炭になってしまったFerodo DS2500の台座を、Project μのLEVEL MAX900iの加工に充てられれば、文字通りのリサイクルだし、折角買ったのにすぐに駄目になってしまったパッドを有効利用することで、貧乏なオヤヂの傷付いた心も少しは癒されよう。
という訳で、Lamborghini Gallardo LP560-4用フロント・ブレーキ・パッドのワン・オフ製作を、Project μに依頼した。工期は約2週間だそうだ。3月上旬の出来上がりが、待ち遠しい!