先月（2004年11月）末から、自転車通勤を再開した。今年９月迄は、居所と職場の距離が近かった（2km弱）ので、当然の如く自転車通勤だったが、９月末にド田舎に新居が完成して引越し、職場が遠くなり（10km）、自然とマイカー通勤に切り替わってしまっていたものを、再び自転車に戻した、というわけだ。

片道10kmを自転車で通う決心をするのには、40歳を超えたオヤヂにはかなり勇気が必要だったが、それでも決心をしてしまう理由が２つあった。

1. 同僚のコメント
2. 体重計

1. 同僚のコメント：これは要するに、お前太ってるな、という言葉。この類の言葉には、悪意が込められている場合もあるだろうが、大抵は単に率直な感想を述べているに過ぎない。そんなことは解かっている。にも拘らず、言われた方は大いに傷付くのだ。しかしそれで落ち込んだ侭になるオヤヂではない。必ず奴に、お前最近痩せたな、と言わせてやる。
2. 体重計：これは流行かどうかは不明だが、体重を量るだけで、何故か代謝率だの内臓脂肪率だの筋肉率だのが表示されるものだ。しかも、実年齢を入れておくと、代謝年齢とでも言おうか、測定値から演繹される年齢まで表示されてしまう。頭に来るのは、この測定年齢が実年齢よりも5歳も年寄りなのだ。たかが怪しげな機械の表示する年齢だが、年寄りなのは悔しい。必ず体重計に、若い年齢を表示させてやる。

だがしかし、だ。自転車通勤を再開して3週間になるが、全然痩せない。見掛けも、体重も、機械の表示する年齢も、変化しない。毎朝毎晩、通勤でとても辛い思いをして、大汗をかいているのに、だ。もう挫けそうだ。実際、今日はこんなに天気が良かったのに、あまりに天気が良いのを理由に(?)オープンカーで出勤してしまった。駄目だなぁ…。我ながら情けない（嘆息）。