タイヤ交換 〜その1〜

本日は、妻の愛車であるRenault Megane Glass-roof Cabrioletのタイヤを、夏用からスタッドレスに換装した。

フランス車らしく外観デザインがお洒落で、恐らくは女性が積極的に乗ることを想定しているこの車は、我が家では”メガーヌ嬢”と呼ばれているのだが、比較的スリムな外観に似合わず、車輌重量は1,520kgと結構重い。骨太とか筋肉質とかいうよりは、”グラスルーフ”の名を冠している通りに、開閉式の屋根全体が硝子製で、しかもクーペ型なのでリア・ウィンドゥも面積の大きな硝子であることに、目方が重い主たる理由がある。元来がスポーツカーの如き俊敏な走りを要求される車ではないが、流石にF1で2年連続で年間チャンピオンを獲得するメイカーの造ったエンジンは、カタログ上のスペックから想像されるよりはずっと小気味良く回ってくれるので、普段の運転時には妻が不満を感じている様子は全く無い。しかし、タイヤ交換の際のジャッキ・アップとなれば、話は別だ。

メガーヌ嬢には、意外なほど華奢なパンタグラフ式のジャッキが附属しているので、それを使ってタイヤ交換をすることになる。1年前のクリスマス前に我家にやって来たメガーヌ嬢は、既に昨シーズンに一度、スタッドレス・タイヤへの換装を経験している。即ち、オヂサンは夏用からスタッドレス、そして再びスタッドレスから夏用へと、都合2回のタイヤ交換(勿論、1回につき4本セット!)の都度、ガラスという”贅肉”を身に纏ったメガーヌ嬢を、ヒーコラ言いながらジャッキアップして来たのだった。その経験から、今年はすっかり弱気になり、妻を助手に任命して、最初からジャッキアップを手伝って貰った。お陰で、今迄程は苦労をせずに、4本セットのタイヤ交換を完了することが出来た。

そう言えば、メガーヌ嬢は流石に現代の欧州車らしく、比較的コンパクトな車体の割には、大径且つ太目のタイヤ(205/50R17)を装着している。従って、タイヤ(+ホイール)1本は、意外に重たくて、ジャッキアップされている最中に、車軸から取り外す/車軸に取り付ける為に持ち上げたり、ガレージのタイヤラックに載せたりするのは、運動不足のオヂサンにはかなり堪えるものだ。明日以降、腰背部を中心とした全身の筋肉痛は、必発だろう。

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