オイル交換

今日は愛車のエンジン・オイルを交換して貰った。暫く前に、エンジン・オイル残量の警告燈が点いた際には、Audi純正オイルと同じメーカーのカス トロール(Castrol)社製の高級ブランド「EDGE」の10W-40を注ぎ足しておいたのだが、純正プレミアム・オイルの粘性は0W-40なので、 ちょっと気になっていた。この冬は暖かかったし、最近は特に最低気温も高くなってきたので、硬目(0Wや10W等の「W」はwinterの意味で、数値が 小さいほど低温時の粘度が低いことを意味し、エンジン始動性や燃料消費率の向上に繋がるとされる)のオイルでも問題ないのかもしれないし、夏は寧ろ硬目の 方が良いという意見さえ耳にするが、まだ新車だし、何となく純正に拘りたい気分だった。

新車の場合、アウディの用意している標準的な保守点検プログラムに拠れば、走行距離1万km乃至は経過期間1年で最初のオイル交換をすることになっ ている。我がRS4は走行距離6,200km余り、納車からの経過期間は3ヶ月半であるから、標準プログラム上はオイル交換の必要は無かったが、オイル残 量警告燈が光って以来、エンジン・オイル量の確認作業を頻繁に行なうようになってみると、オイルの汚れが日々増してくるのも気になっていたので、やはりこ こは、純正プレミアム・エンジン・オイルに交換して貰うことにした。

で、数日前にアウディのサービスショップに予約をした上で、本日出向いてみると、店に到着した途端にきちんと出迎えて貰えたし、オイル交換作業と、 序でに洗車及び車内(電気掃除機を使った)清掃作業を迅速に行なって貰えた。エンジン・ルームの下は遮音(+空気整流)板でビッチリと覆われていること は、以前に等日記でも紹介したが、十数ヶ所でこの板を留めてあるビスを外すのは、素人にはかなり難儀なことらしいし、元通りに留め直すのはもっと苦労を強 いられるらしい(ネット上に体験談が載っていた)。しかし、専用の工具と、専門知識及び技能の総てを備えた整備士たち(2人で作業に当たってくれていたよ うに見えた)は、あっという間に難なく遮音板を外してエンジン下部(オイルタンク底面)を露出して、素早くエンジンオイルを抜き取っていた。オイル・フィ ルターの交換も依頼したのだが、エンジン上面のカバーを外すなどしてアプローチする必要のあるフィルター・ケースにも、彼らは苦もなく到達し、フィルター を交換してくれていた。

そして、ガラス張りのラウンジでピット作業を眺めながら、受付嬢の入れてくれたコーヒー1杯と、暫く後に出して貰えた緑茶1杯をオヤヂが飲み終わる 頃には、作業が無事終了し、請求書が手元に届けられた。ある程度の予想はしていたが、その請求書に書かれた金額を見て、オヤヂは流石に結構驚いた。Surprised オヤヂ に言わせると超特異な金銭感覚の妻も、帰宅後のオヤヂから、乗用車たった1台のオイル交換に掛かった費用が2万7千円を超えたという報告を聞いて、暫く絶 句した程に驚愕していた。1リットル当たり2千円超の高級プレミアム・オイルを、(フィルター交換も併せて施行したせいもあって余計に容量が必要で)9 リットルも呑み込んだ愛車を責める訳には行かないが、「技術料」という名目で5千円弱がチャージされたのには、失笑を禁じ得ない。いくらエンジン・ルーム 下面の遮音板を特殊工具で脱着する必要があったとはいえ、並みの車ならオイル料金そのものにも匹敵しそうな額を、手間賃として請求されるとはネェ…。アウ ディの標準保守点検プログラムのスケジュールを遵守すれば、オイル交換は無料でやって貰えるらしいので、購入後1年の時点では、プログラムの適応をお願い することにしよう。Wink

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