手羽先唐揚

オヤヂは、約10年間、東海地方で仕事をしていた。そして、東海地方(の風土や人々の気質)にどうしても馴染めず、関東地方に逃げ帰って来たのであるが、かの地を離れて早10年以上が経っても、どうしても忘れ難いモノ(主として食べ物)が幾つかある。その一つが、手羽先の唐揚げだ。

東海地方で「料理」といえば、味噌を用いたものが上位を占める程に有名だろうが、味噌があまり好きではないオヤヂは、例えば「味噌カツ」だとか「味噌煮込みうどん」だとかには全く未練が無い。しかし、味噌とは無関係の手羽先唐揚は別だ。あれほど単純だが奥が深くて旨い料理をオヤヂは他に知らない、と言いたくなる程に、手羽先唐揚の事はとにかく大絶賛したい。手羽先唐揚で有名なチェーン店の双璧は、「世界の山ちゃん」と「風来坊」であろうが、どちらかというとこってりした味付けの「山ちゃん」より、あっさり目の味付けの「風来坊」の手羽先の方が、オヤヂは好みである。

今週末は、将来のNürburgring走行へ向けての練習会が、愛知県蒲郡付近で開催されたわけだが、岡崎に風来坊があることが、Audi Driving Experience (ADE)のIインストラクタのブログで紹介されていたので、せっかく近隣の街まで来たのだからということで、練習会(合宿)終了後に岡崎でもう一泊し、風来坊の手羽先を食べてから帰宅することにした。

そんなわけで、昨晩は岡崎駅前のビジネスホテルに宿泊し、列車で2駅離れた中岡崎駅前の「元祖手羽先唐揚げ 風来坊」に行った。10年前は、風来坊の手羽先唐揚ならば10人前をオヤヂ1人でペロリと平らげることができた(なにしろ美味しいのだから!)と記憶しているが、10年前と変わらぬ美味しさだったのにも拘らず、昨晩は手羽先唐揚5人前で腹一杯になってしまった。他に、ささみの刺身、焼き茄子、トマトスライス、そして生ビール(中ジョッキ)4杯をやっとこさ頼むのが精一杯だったのは、哀しかった。やはり寄る齡波には勝てないのだなぁ。 😥 しかし、久し振りに風来坊の手羽先唐揚を堪能することができて、暫し幸せな気分に浸ることができた。

手羽先唐揚」への2件のフィードバック

  1. わたしも、手羽先は大好きなので、これを読んで一度、本場のを食べてみたくなりました!

    今度の時は、是非、ご一緒させてください。

    都内でも、美味い手羽先とビールで一杯やりましょう。

  2. こだまさん、今回お誘いしなかったこと、実はかなり後悔しております。お忙しいかな、と気遣いした積りで、独りで勝手に延泊して手羽先屋に行ったのですが、独りではやはり盛り上がり難かったので、失敗したなぁと思った次第です。

    あ、今調べてみたら、「風来坊」は埼玉県さいたま市(大宮)に出店があるようですし、双璧のもう片方の「世界の山ちゃん」ならば都内にやたら支店があるようですので、わざわざ東海迄出向かずとも、本場の味を楽しめるようですね。

    手羽先に限らず、「一杯」のお誘いはいつでも大歓迎です!

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