Front Stabilizer交換(NCEC Roadster)

NCEC-stabilizer 昨日午後から今朝に掛けて、Mazda NCEC Roadsterのfront stabilizer(スタビ)及びstabilizer-links (スタビリンク)の交換をした。2009年7月3日のTC3000走行会(はじめのイ~ッポ♪)の際に、クルマのバランスは悪くないけれど、front stabilizerがちょっと弱いかなぁ…、と富澤勝インストラクタからの指摘を受けた為だ。本当はもっと早く交換したかったのだが、通販で頼んだブツがなかなか届かなかったため、延び延びになってしまっていたのだ。

届いたブツはクスコ製の強化スタビ+スタビリンクで、純正比強度3割増と7割増の2段階調整式である。スタビの構造自体は超単純(コの字形に曲がった只の鉄の棒)だし、取扱説明書にも交換作業所要時間約1時間と書いてあったので、素人のオヤヂがやっても2時間あれば充分終わるだろう、と高を括って昨日の午後に作業を始めた。ところが、車体の前部をジャッキアップし、ウマをかませて、車体の下に潜り込み、スタビやスタビリンクを固定しているナットをはずしに掛かると、オヤヂは余りに楽観的過ぎたことが直ぐに判明:ナットは尋常ではないトルクで締め付けられていて、ビクとも動かないのだ。手持ちのソケットレンチで2時間以上悪戦苦闘し、泣きそうになりながらも漸く何とか殆どのナットをはずす事ができたが、1個だけどうしても緩まないナットがあった。ナットの角を舐めてしまってからでは遅いので、よりキッチリとナットを噛むことができ、しかもテコの原理でより強い力が掛けられるように、柄の長いメガネレンチを、ホームセンター迄買いに行くことを、オヤヂは決意した。

けれども、自転車に乗ってホームセンターに向かう道中、携帯電話で職場から緊急呼び出しを受けてしまった。已む無く買い物を諦めて自転車で自宅に引き返したが、ガレージの前でMazda Roadsterがジャッキアップされているものだから、Audi RS4もLamborghini Gallardoも動かせない。せっかく苦労してはずしたRoadsterのナットをまた締め直すのは癪だし、第一その時間も無い。仕方無く、妻を拝み倒して、我が家の乗用車のうちで唯一出動可能だったAudi TT Coupe 2.0 TFSI quattroを借りて出勤(久し振りにAudi TTを運転したが、以前受けた印象通り、やはり素晴らしいクルマだ)。緊急の仕事はかなり大変で、畢竟、日没後まで帰宅できなくなってしまったので、帰路にホームセンターに寄って、辛うじてメガネレンチは入手できたものの、Roadsterはジャッキアップした儘で一晩放置せざるを得なかった。

で、今朝は午前5時前に起床し、昨日の作業の続きをやった次第である。そして、やはり道具は選ぶ(揃える)べきものだねぇ。昨晩購入したメガネレンチを早速使ってみると、作業開始5分後には、昨日あれ程難儀を極めたナットはずしがあっけなく終了。純正スタビ+スタビリンクを無事に取りはずすことができた。ところが、一難去ってまた一難。今度は、新しい強化スタビを、エンジンルーム下のスペースに巧く通せず(方向を合わせるのが困難で)四苦八苦。1時間も格闘した結果として何とかスタビリンクを正しい向きに通すことができたので、新しいスタビリンクと共に車体に固定し、作業終了。文字通り死ぬほど大変だった。スタビ交換はもう二度とやりたくない!

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