食中毒

昨夜は、真夜中に悪心と腹痛で目が覚めた。明らかな熱感はなかったが、酷い寝汗をかいていた。腹痛は軽微であったが、とにかく気分が悪かったので、取り敢えず洗面所に行ってみた。すると、便器に正対するや否や、胃内容物が急に一気に込み上げて来て、激しく嘔吐すること数回。夕食に食べたホタルイカが、ほぼ未消化の儘、大量の胃液 (+ビール?) と共に出て来た。どうやら食中毒のようだ。

思い当たる節はあった。今年のゴールデン・ウィークは、妻が実家に帰省してしまい、仕事の待機番で遠出できないオヤヂが、独りで留守番していたのだが、妻がそれなりに食料を用意しておいてくれたので、それらを食べることで、大きな問題も無く生き延びていた。しかし、昨夜はいよいよ食料も底を突き始め、冷蔵庫の中身で調理無しに食すことができるものとしては、「生食用ホタルイカ」しか残っていなかった。

近所のスーパーで購入されたそのホタルイカは、消費期限が前日で切れていたし、パックのラップを剥がすと、少し臭ったが、なにしろそれを加熱してから食べるのも面倒だし、別の食材を調理して食べるのはもっと面倒だったので、午後8時頃にその侭ビールと一緒に胃内に流し込んだ。

その後暫くは、うだうだとTV番組を見て過ごすなどし、午前0時頃に就寝したと思う。そうして、午前2時前に、先述の如く悪心と腹痛で目覚めた次第だ。魚介類生食後、2-6時間での発症、発熱は殆ど伴わず、激しい嘔吐と下痢(水様/非血便)を呈した、ということで、典型的な腸炎ビブリオの感染症が疑われた。幸い、激しく嘔吐して胃の中が空になった後は、特に嘔気が続くこともなく、下痢もたいしたことはなかったので、脱水の心配もなかったし、例えば夜間救急外来を受診する必要性は皆無だと結論し、再び床に就いた。その後、朝まで熟睡できたので、要するにひとまず一件落着だ。

教訓: 幾ら貧乏だからといって、腐り掛けたホタルイカまで食べるのはやめよう。 :mrgreen:

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