Tess Gerritsen’s “Girl Missing”

1994年に”Peggy Sue Got Murdered”のタイトルで出版されたというこの小説は、著者自身の紹介文に拠れば、ロマンス小説とスリラー(サスペンス)小説の中間に位置するらしい。Tess Gerritsenが元々はロマンス作家としてデビューしていたということを、オヤヂは今回初めて知ったのだが、やがて彼女がサスペンス作家へと変貌を遂げる過程での「架け橋」的な存在となったのが、本作品だということだ。確かに、オヤヂがこれ迄読んだことのあるGerritsenの作品群(=本作よりも後の発表)とはかなり作風(文体)が違っていて、いかにも女流作家が女性の視点で人物像を描いているのが明らか、という印象を受けたが、ストーリー展開はやっぱりGerritsenらしく、巧い!

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