エイピー・レイシング・ブレーキ(NCEC Roadster)

念願のAP-RacingのBrake Kitを、Mazda Roadsterに装着した。昨日、神奈川県の(有)Brightningというショップに装着をお願いしたのだが、NCEC型Roadsterが世に出てから3年以上も経っているのに、ハッキリとNCEC対応を謳ったBrake Kitを販売しているのは、オヤヂが知る限りではこのショップだけなのと、雑誌等で頻繁に紹介されているデモカー (NCEC Roadster RS)が、必要最低限のモディファイしか施されていない(けれども楽しく速く走れるクルマに仕上がっているらしい)点に、ショップ代表の嶋崎氏の拘りを感じるので、オヤヂはこのショップを選んだ次第だ。


AP-Racingブレーキ・キット 装着結果に、オヤヂは大満足。ENKEI GTC01 (17-8J +48)のスポーク間から覗く7600系の黒い4POTキャリパーには、誇らしげに”AP RACING”の黄色いロゴが刻印されている。NCロードスター純正品からRX-8純正品(?)のφ303mmに交換され、ちょっとだけ大きくなったロータも視覚的にまずまずグーッ!※どうせ17インチ・ホイール専用車としてしまうなら(しかも、ビッグ・キャリパーが干渉するので、純正では16インチはおろか17インチ・ホイールでも装着不可)、φ330mm程度までなら行けそうだが、この際贅沢は言うまい。

AP-Racing_Brakeを装着したNCEC_Roadster けれども、本当の問題は視覚的な効果ではなく、ブレーキの効き具合そのものであるのは、言うまでも無い。
まず、第一印象としては、正直に言って「意外な」効き具合だと感じた。ステンレス・メッシュ入りのブレーキホースに前後とも交換して貰ったので、ゴム製の純正品に比べて、内圧上昇による膨張率がずっとちいさくなったことと、前輪ブレーキの容量がずっと増えた(キャリパーもローターも大きくなった)筈なので、純正のブレーキ・システムよりも、そうとう「カッチリ」効くようになったのかと思いきや、寧ろ初期のタッチは柔らかく感ずるようになった。これはもしかすると、英国AP Racing社製のキャリパーやブレーキ・ホースの特性と言うよりは、やはり英国のFERODO社製ブレーキ・パッド(DS 2500)の特性なのかもしれない。

軽い踏力でも、踏んだら踏んだ分だけ効く、というのか、ブレーキがONかOFFか、ではなくてそぉ~っと効かせるところから最大に効かせるところまでの幅が何倍にも広くなった感じがして、じわーっと無理なく効くイイ感じだ。巧く踏んで使いこなせれば、所謂the controllable brake system、ということになるのだろう。このブレーキを巧く踏めるようになりたいものだ。

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