久し振りに映画館に出向いて、２本映画を観た。1本目は、Prince Of Persia: The Sands Of Time (プリンス・オブ・ペルシャ／時間の砂)。正直なところ、殆ど期待せずに観始めたのだが、失礼ながら意外にも非常に面白い痛快活劇であった。主演のJake Gyllenhaalについて、オヤヂは全く知らなかったが、実は最近かなり有名な期待の若手演技派男優である、というのが頷ける、自然な演技だったと思う。また、彼の相手のヒロイン役のGemma Artertonは、Quantum of Solace (007 慰めの報酬) の時はOlga Kurylenkoの影で翳んでしまった感じだったが、今回は非常に強い存在感を放っていて良かった。

もう１本は、Matt Damon主演のGreen Zone (グリーン・ゾーン)。湾岸戦争を他人事として捕らえていた日本ではヒットしそうもないテーマの映画だが、米国の前政権、ひいては米国自身を痛烈に批判していることになるこんな映画を作って公開してしまうのは凄い！というのがオヤヂの感想だ。Matt Damonは相変わらず格好良かった。