発泡スポーツ飲料

発泡アクエリアス

ここ最近、オヤヂは発泡スポーツ飲料がお気に入りだ。スポーツ飲料とは本来、”運動をしている最中(や運動終了直後)に、身体に必要な水分や電解質を素早く取り込む為の飲み物”である筈だ。そういう観点からすると、それを飲んだあとにまたすぐに運動をする場合には、その飲料に炭酸が含まれていることで、胃の中で相当量の炭酸ガスが発生し、お腹が張った感じになるかも知れないのは、要するに飲料として不適切であるということになる可能性が高い。恐らくはほぼ確実にそういう理由で、これ迄のスポーツ飲料は、非発泡性のものばかりだったであろう。

しかし昨今、”スポーツ飲料”は何も運動時に飲まれるばかりとは限らず、実際、体が水分を欲している時なら誰がいつ飲んだって構わない、という感じの売られ方をしているようだ。そして必然的に、飲んだ際の爽快感を増すための手段の一つとして、炭酸が加えられることになったのだと、オヤヂは思う。そして、それは見事にオヤヂの心を捕らえた。初めて発泡スポーツ飲料を見付けた時には、オヤヂの目は歓喜の涙で潤んだし、実際にそれを飲んだ際には、微炭酸が咽頭に与える刺激に因る反射で涙腺が緩み、余計に涙ぐむ結果になった。それにしてもホント、美味いよ、これは! 何故かカボチャの如き残り香が鼻腔に満ちるノンアルコール・ビールを飲むくらいなら、宴会の席などでも、この発泡スポーツドリンクを飲みたいね、オヤヂは。 😎

発泡スポーツ飲料」への4件のフィードバック

  1. ご存知のようにサプリ好きの私は、「炭酸水は運動後のできる疲労物質の乳酸を中和してくれる(乳酸の元である水素イオンと重炭酸イオンが結びつく?)」というのを信じて、運動後は積極的に採るようにしていたのですが(汗)・・・
    も、もしかして医学的根拠はないの??

  2. 「こだま」さん、今晩は。

    医学的に根拠があるか否かについては、小生の知る由もありませんし、ここに何かコメントを書くと、いくら小生個人の私的なサイトとはいっても、一応”インターネット”で”世界に公開”している以上、何かの拍子に本当の知識を備えた方から、「莫迦かオマエは?!」と言われてしまいそうで怖いのですが、一応、「こだま」さんのコメントに対する小生の返答を書かせて戴きます。

    1) 炭酸水を飲んだ場合、炭酸水はまず最初に胃に溜まる筈です。で、胃からは胃液(塩酸を含んだ粘液)が分泌されているので、その昔、学校の化学の授業で習った如く、弱酸である炭酸は強酸である塩酸に負けて弾き出される結果、炭酸ガスが大量に発生し、ゲップが出易くなると共に、飲み込んだ炭酸水中に含まれていた炭酸は大部分が失われてしまう筈です。

    2) 胃液(中の塩酸)と反応せずに残った炭酸が、其の侭の形で体内(腸から血液中へ?)に吸収されるか否かも、疑問です。元々血液中には好気(有酸素)代謝の結果として体内で産生された二酸化炭素由来の炭酸が溶けているので、総量としては体内産生量に比べて消化管からの吸収量は微々たるものかもしれませんし、例え吸収されても、余剰量は呼吸によって肺から速やかに排泄されてしまう可能性があります。

    3) 乳酸が産生されるのは、これも昔に学校で習った知識を思い起こせば、嫌気代謝に因るところが大きい筈ですが、確か、乳酸は細胞膜を通過できない為に、筋(肉)細胞内に蓄積されてしまい、浸透圧が高くなって周囲から水分を吸収して筋肉が膨張し、筋肉痛の原因になる等、悪影響を及ぼすんでしたよね? で、乳酸を減らすには、酸素を細胞内に取り入れて嫌気代謝から好気代謝へと切り替えてやると共に、乳酸をピルビン酸に変換し、更にはアセチルCoAに変換した上で、ミトコンドリア内のクエン酸回路(クレブス回路、TCA回路)に取り込ませて、水と二酸化炭素に分解してやる必要がある、と習った気がします。そのせいで、一時期はスポーツ飲料にクエン酸を加える試みがなされたのではないかとも思いますが、炭酸を加える意味は、この点からすると不明です。

    以上より、ん~っ、どうなんでしょうかねぇ?

  3. う~ん、やはり効果は??なんですね~~ 自分自身のスポーツ時の人体実験から言うとやはりアミノ酸とクエン酸の摂取が抜群の効果がありました・・・これからは炭酸系飲料は呪縛から離れてその時の気分で好き勝手に飲むようにします!

  4. 「こだま」さん、
    所詮、清涼飲料水は気分の問題が大きいのではないかと、小生は勝手に思っています(というと、開発者の方々には叱られるかもしれませんが)。それに、炭酸系飲料の王様は、何といってもビールでしょう! また飲みに行きましょうね!

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