Roof Carrier装着 (911 GT3 RS)

オヤヂのPorsche 911 (997前期型) GT3 RSのタイヤの摩滅は早い。現在3セットあるタイヤのうち、2セットは既にスリップ・サインが出掛かっている。さりとて、貧乏なオヤヂには、おいそれと新品タイヤを買うことはできない(※4本で30万円以上の出費を覚悟せねばならないから)。早晩買い換えねばならないにせよ、せめて最後までキッチリとタイヤを使い切ってからにしたいと思う。例えば、サーキットにスペア・タイアを持参し、サーキット走行で1セットを使い切ったら、その場でスペアに換装して帰宅する、というのが望ましい。しかし、911 GT3 RSの車内には、助手席にタイヤ1本を載せるのが精一杯だ。そこで、少なくとももう1本は運べるようにするために、roof carrierを装着することにした。

Porsche純正のroof carrierは、ベースだけで定価が¥93,975.と莫迦高い。どうやらThuleのOEM製品らしいので、ベースさえ着けてしまえば、オプションのキャリア(自転車用、スキー用、サーフボード用、etc.)はThuleの汎用品が流用できそうだが、Porsche純正品でもそれらのオプションはさほど高価ではないのが、何とも癪に触る。さりとて、Porsche 996/997 Carrera Coupeに適合する汎用のcarrier baseは調べても判らなかったので、苦肉の策として、円高にモノを言わせて、米国からPorsche純正roof carrier (transport system) を個人輸入してみた。本体価格は$460、送料が$83だったので、関税¥1,300.を支払っても、総額5万円未満であり、ポルシェセンターで買った場合のほぼ半額で入手することができた。

装着は実に簡単。997 GT3 RSも基本構造は996/997 Carrera Coupeと変わらないので、屋根に4箇所備わっているフィックス・ポイントのフラップを開け、中のネジを外し、キャリア・フットのアダプタをネジで留め、更にそのアダプタにベース・キャリアのフットをネジ留めすれば完了。慣れればものの数分で着脱が行なえる。

実際に、Thuleのroof ladderがピッタリと収まった。

Roof Carrier装着 (911 GT3 RS)」への2件のフィードバック

  1. ほ、本当ですか????
    キャリアにスペアータイヤ積んで走るGT3RS? 
    凄すぎです。よしくんさん
    まさに、往年のラリー車がスペアータイヤを屋根に載せて走る姿を想像しました。
    雪道でドリフトなんかしてる所を見たら私きっと気絶してしまいそうです。
    それもGT3RSで。。。オヤジあまり無理するな!と言いたいところですが、気持ちは良く解りますよ(笑)
    タイヤつぶす覚悟の時だけキャリアカーレンタで積載出動なんて手も有りますよ。
    安全運転して下さいね~!

    1. TM3さん、

      おはようございます。

      早速、しっかりと喰い付きのいいコメントを有難うございました(笑)。
      ご指摘の如く、レンタル積載車も考えたのですが、これまで2度、GT3RSで積載車にお世話になった経験(1度目は関越でファンベルトが切れた時、2度目は富士でオーバーレヴした時)からすると、自分で荷台の操作をしたり、自宅とサーキットとの往復を、自分でマッタリと積載車を運転してこなすのは無理だな、と思いまして…(汗)。

      キャリアにタイヤを積んで公道走行する間は、勿論無茶はしません(雪道でドリフト、いつかはやってみてェー)し、サーキットでは流石にタイヤを降ろして走りますので、大丈夫でしょう! GT3 RSにキャリア装着:貧乏っちくて、小生にピッタリでしょ?

      いずれにせよ、お気遣い、感謝致します。

      ※ 先日の麻布十番では、席が離れていて全くお話しできず、残念でした。

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