Audi TT Coupeがやって来た

暫く前から、オンボード・コンピュータ表示画面に不具合が生じているAudi RS4を、本日漸く修理に出した。その代車としてオヤヂの元にやって来たのは、ピカピカ(メタリック・ブラック塗装)の新車のAudi TT Coupe 2.0 TFSIだった。

運転シミュレイタのGran Turismo 5 PrologueでTT Coupe 3.2 quattroを運転した限りでは、250馬力のエンジンに対して車体が重過ぎるのか(quattro[4WD]が災いしているのか)、動きが鈍いなという印象しかなかったが、今回借りた200馬力のFF車は、意外にもスイスイと軽快に走る奴で、それなりに楽しいクルマであることが判った。流石にわが愛車の加速感、安定感、絶対的な速さ、といったものとは比べるべくも無いが、一般的な基準からすれば、充分に速い。2.0 TFSIと3.2 quattroの価格差は130万円もあるので、quattroに拘りがなければ、軽快な走りが魅力の2.0 TFSIの方が、寧ろお買い得かもしれない。

高速道路に乗る為に、ランプをぐるっと回る際にも、FFとは思えない程に優良な回頭性を見せるし、本線への合流加速も申し分ない。ただ、速度域が三桁の数字に入って以降は、明らかに加速が鈍るのが残念でもあるが、通常(日本の道路)では、そんな速度域での加速など不要なのだから、つべこべ言うべきではないのかもしれない。ブレーキ性能にも、(軽い車体に助けられて)特に不満は感じなかった。

夕食(焼肉)を食べに、栃木県佐野市までTTを駆って出掛けてみたのだが、帰路にステアリングを握った妻は、その加速性能とハンドリングが豪く気に入ったようなので、早速ネット経由でアウディ・ジャパンにカタログ/見積を請求した。

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