東京見物 〜その1〜

本日は、ふと思い立って、「東京見物」にやって来た。オヤヂは一応東京近郊の田舎住まいだし、両親宅は恵比寿なので、本来ならわざわざホテル宿泊付きで出掛けて来る必要は無いのだが、明日も都内に用事があり(本来のお出掛けの目的は、実は明日の用事だけだったりするので、実は明日東京に出て来ればよいだけの話だったりする)、たまには都会のホテルでゆっくりと過ごしてみるのも良いかな、という軽い乗りのイベントだ。昨年夏のドイツ旅行の時に活躍した、妻のVAIOを携帯して来て貰ったので、部屋でこうしてブログも書ける。

東京見物といっても、表参道をちょっとだけうろついて昼食を摂ったのち、明治通り沿いに渋谷まで歩いた、というだけなのだが、お昼のタイ料理も美味しかったし、原宿の街や渋谷の街も賑やかで楽しかった。明治通りでのお目当てはAudi Forum Tokyo。周囲の建物とは一線を劃した、特異に凝ったデザインのガラス張りの建物だが、高層建築ではないので意外に目立たず、近く迄行かないと見えない。また、ビル全体がAudi Forumなわけではなく、1階と2階にAudiの所謂ショウルームがあるだけだ。しかし流石に国内随一のAudiショウルームなだけあって、A4やA6だけでなく、RS4、S6、S8、そしてR8などが、所狭しと展示されており、自由に触ったり乗り込んだり出来るようになっていた。また、オヤヂは全く知らなかったのだが、PorscheやPeugeotと同様に、Audiもオリジナルの本格的な自転車を販売していて(価格は50万円超)、グッズ売り場の片隅にひっそりと展示してあった。R8の狭い荷室や座席後の小スペースにキッチリと詰めることのできる、R8専用旅行鞄セットを見せて貰い、R8展示コーナー脇の喫茶部で美味しいコーヒー(無料)をご馳走になった。
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宿泊場所は、渋谷のセルリアンタワー東急ホテル。一昨年末に泊まった新宿のPark Hyatt Tokyo程は豪華でも高層でもないが、周囲には他の高層建築が無いので、客室(特に33階以上のタワーズ・フロアや35階以上のセルリアン・フロア)からの眺めは最高。40階にあるフランス料理レストラン「クーカーニョ」も、流石は話題のミシュランガイド東京2008で1つ星を獲得しただけあって、素敵な高層空間で美味しい料理とワインを楽しむことができた。因みに、店名のcoucagnoは、スペイン/ポルトガル語の如き響きだが、南仏プロバンス地方で「桃源郷」を意味する言葉らしい。ワインを妻とオヤヂで1人1本ずつ空け、程よく酔いが回ったところで、ソムリエに勧められる儘に、1本2千円也のミネラル・ウォーターを飲んでみた。CHATELDONという名の水で、大塚ベバレジ株式会社が販売している(市場価格は500mL瓶で千円/本)。同社のウェブ・サイトに拠れば、「天然微炭酸のミネラルウォーターで、 1650年にルイ14世に献上したのがラベルの由来。高硬度1158mg/Lでありながら、優美で繊細な泡のやわらかい口当たりと清涼感のバランスが独特の洗練された味わいを生んでいる。」とのこと。 この謳い文句に嘘はない、と思った。
chateldon.jpg

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