笠間焼初窯市

本日は昼から茨城県の笠間焼初窯市に行って来た。大学生の頃仲間達と一緒に、とある講座の教授のお供で、何故かフランス料理を食べに彼の地を訪れて以来、25年振りの笠間であったが、微かに記憶に残る笠間と大きく変っている気はしなかった。

笠間焼は、栃木県の益子焼と親戚関係にあるらしいが、オヤヂの個人的な印象では、益子焼よりは少し洗練された「気品」が感じられる気がする。その割りに、販売価格は殆どのものがリーズナブル。故に、益子焼より笠間焼の方が、オヤヂの好みだ。比較的気に入った皿や器を数点購入して帰って来た。序でに、笠間で制作活動をしていた重要無形文化財保持者(人間国宝)、松井康成の作品展を見学したが、流石に人間国宝、練り上げ技法を駆使し、頭に「練上玻璃光…」という字の付く作品群は素晴らしいものばかりだった。一部の展示作品は販売もしているようで、「価格応談」という雰囲気だったが、オヤヂは怖くて値段を訊く気にはなれなかった。

笠間までの往復には、東北自動車道、東京外郭環状道、常磐自動車道、そして北関東自動車道を用いたが、我家からは片道2時間の行程だったので、時間距離としてはかなり近く感じた。けれども、高速道路の建設計画を見ると、2010年頃までには、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)や北関東自動車道の建設がかなり進み、我家からは圏央道・常磐道・北関東道か、東北道・北関東自動車道のどちらかを通ることで、ほぼ同じ(物理/時間)距離で、尚且つ(東京に近付かないことで)今よりも早く、笠間に行けるようになりそうだ。それだけ便利になったら、頻繁に通うことも不可能ではなくなりそうなので、笠間で陶芸家に弟子入りしようかな。

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