確定申告完了 −また1年経ったか−

今年も確定申告の季節がやって来た。申告書提出の受付は2月18日(月)から3月17日(月)までだが、所得税の還付申告の場合は上記期間前でも申告書を提出することができることになっており、オヤヂは僅かだが還付を受けられる見込みなので、既に申告を済ませた。因みに、本サイトの過去ログに拠れば、昨年のオヤヂは期限ギリギリの3月15日頃になって申告をしたらしい。

オヤヂは、国税庁の推奨する「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」を利用して申告をしており、今回が電子申告の3回目になるが、毎年段々とシステムが洗練されて来ているのが判って面白い。初めての方でも無理なく簡単に…の如き謳い文句にはやや無理があるとしても、全て空欄の申告書と手引書を机上に置き、電卓片手に手書きで空欄を埋めて行く、という面倒な作業を1度でも経験したことのある人なら、基本数値(収入、損失、控除、等の金額)を指示に従ってキーボード入力して行くだけで、計算値の入力が必要な欄には自動的に計算結果が書き入れられ、あっという間に申告書が出来上がってしまう便利さは、非常に有難いと感じられる筈だ。しかも、税務署に出向く必要も無ければ、1部の場合を除いては書類を郵送する必要さえも無く、単に電子書類を電送するだけで申告が終了する為、”ペーパーレス”という点では環境にも優しい可能性がある。但し、国税庁のサーバ(コンピュータ)や個人用パソコン製造に必要なエネルギー、それらの稼動に必要なエネルギー、通信に必要なエネルギー、等を考慮すると、”Energy consumption nearly equals carbon-dioxide production.”の様な風潮があるので、”ペーパーレス”が果たして本当に環境に優しいのかどうか疑問も残るが、少なくとも印刷用紙の古紙含有率を憂う必要は無いので、精神(と公官庁)には優しい。 その上、本年度は電子申告をすることに因り(最高)5千円の税額控除まで受けられる特典付だ。

どうやら、国税庁は本気でe-Taxの普及を狙っているらしいが、毎年電子確定申告を行なっているオヤヂを横目に見ながら、未だに紙の書類で申告を済ませて澄ましている妻の存在を目の当たりにすると、国税庁の普及活動はまだまだ詰が甘過ぎる!と思うオヤヂである。

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